昆布のおにぎり|レシピと作り方のコツ
だしを取った後の昆布を捨てずに佃煮にすれば、それだけで具になります。昆布のおにぎりは冷めてもうまみが立ち、行楽にも夜食にも回せる、台所の無駄をなくしてくれる一品です。
先生の一言
- 握ってもぼろぼろ崩れる → ご飯が冷めすぎています。人肌程度の温かさで握り、それより冷めたら軽く温め直します。
- 佃煮が硬い → 煮る時間が足りません。水を50ml足して弱火でさらに10分煮てください。
- おにぎりがべたつく → 佃煮の汁気が多すぎます。煮汁を大さじ1まで煮詰めてから混ぜます。
40分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 温かいご飯600g水を普段より大さじ2少なめにして硬めに炊きます
- だしを取った後の昆布60g1cm角に切ります。乾燥昆布なら20分水で戻します
- しょうゆ大さじ2濃口を使います
- みりん大さじ2照りと甘みを出します
- 酒大さじ2昆布特有の匂いを和らげます
- 砂糖大さじ1甘さは好みで加減します
- 米酢小さじ1昆布の繊維がほぐれて柔らかくなります
- 水100ml煮汁が足りなければ足します
- 白ごま大さじ1フライパンで乾煎りしてから使います
- 焼き海苔3枚半分に切って6枚にします
- 塩小さじ1同量の水に溶いて手塩水にします
作り方
鍋に切った昆布、水、酒、みりん、砂糖、米酢を入れ、中火で3分煮立てます。
理由: 酢を先に入れると繊維がほぐれ、短い時間で柔らかくなります。
煮立ったら弱火に落とし、しょうゆを加えて落とし蓋をし、15分煮ます。
理由: 弱火を保つと煮汁が飛びすぎず、昆布の芯まで味が入ります。
煮汁が大さじ1ほどになるまで、弱めの中火で3分煮詰めて火を止めます。
理由: 汁気が残るとご飯がべたつき、握っても形がまとまりません。
温かいご飯に佃煮の半量と白ごまを混ぜ、2分置いて粗熱を取ります。
理由: 熱すぎると握れず、冷めすぎると米粒がまとまりません。
手塩水で手を湿らせ、ご飯100gに残りの佃煮を包み、三角に握ります。
理由: 力を入れず3回で形を決めると、口に入れたときにほどけます。
食べる直前に焼き海苔を巻き、6個仕上げます。
理由: 早く巻くと海苔が湿り、香りとぱりっとした歯ざわりが失われます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | おにぎりは当日中が目安です。佃煮だけなら密閉容器で7日ほど置けます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 海苔を巻かずに1個ずつラップで包み、3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったまま電子レンジで1分30秒温め、10秒置いて中まで熱くしてから海苔を巻きます。 |
アレンジ
- 佃煮に刻んだしょうがを加え、香りを立たせる
- 梅干しの果肉を少し混ぜ、酸味と塩気を足す
- かつお節を大さじ2加えて、うまみを重ねる
昆布由来の食物繊維とミネラルを含みます。
講師への質問
- だしがら昆布がないときはどうすればいいですか
- 乾燥昆布20gを20分水で戻し、その戻し汁ごと煮ます。戻し汁にもうまみがありますので捨てないでください。
- おにぎりを翌日のお弁当に入れるにはどうすればいいですか
- しっかり冷ましてから包み、海苔は別に持って現地で巻きます。暑い時期は保冷剤を添えてください。
- 塩加減はどうすればいいですか
- 佃煮に塩気がありますので、手塩水は薄めにします。塩小さじ1を水小さじ1で溶いた程度で十分です。