海苔弁当|レシピと作り方のコツ
ふたを開けたときの、のりとしょうゆの香り。海苔弁当は飾りがない分、一つ一つの丁寧さが味に出ます。ご飯の敷き方からおかずの並べ方まで、冷めてもおいしく作る手順をご案内します。
先生の一言
- のりが破れてご飯が持ち上がらない → のりを敷いたとき押さえが足りません。手のひらで全体を軽く押さえてなじませてください。
- 衣がしなびてしまった → 温かいうちに詰めています。10分冷まし、紙を敷いた上に置いてから詰め直してください。
- 味が薄くぼやける → しょうゆがかつお節に行き渡っていません。先に混ぜて2分置き、全体に色が回ってから敷きます。
40分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 温かいご飯800g炊きたてを少し冷まし、湯気が落ち着いてから使う
- 焼きのり全形2枚弁当箱の大きさに合わせて切る
- かつお節10g袋の中でもんで細かくする
- しょうゆ大さじ1と1/2かつお節と混ぜて敷く用
- 白身魚の切り身4切れ(240g)水気を拭き、塩少々をふって10分置く
- 小麦粉と溶き卵とパン粉各適量衣用。卵は使いきる分だけ溶く
- ちくわ2本縦半分に切る。天ぷら用
- 天ぷら粉大さじ4水大さじ4で溶く
- きんぴらごぼう120g汁気をしっかり飛ばしておく
- たくあん8切れ薄切りにして水気を拭く
- 揚げ油適量170度に温める
作り方
ご飯を弁当箱の半分の高さまで詰め、しょうゆを混ぜたかつお節を全体に広げます。
理由: しょうゆをご飯に直接かけるとべたつきます。かつお節に吸わせてから敷きます。
残りのご飯を重ねて平らにならし、焼きのりをのせて軽く押さえます。
理由: ご飯の熱と水分でのりがなじみ、食べるときに破れにくくなります。
白身魚に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付け、170度の油で片面3分ずつ、合計6分揚げます。
理由: 魚は中心まで白く火が通るまで揚げます。厚い切り身は1分足してください。
ちくわに天ぷら衣を付け、170度で2分揚げて取り出し、油をよく切ります。
理由: 揚げたら網に立てかけて油を落とすと、冷めても衣が重くなりません。
揚げ物を10分ほど冷まし、粗熱が完全に取れてから弁当箱に詰めます。
理由: 温かいまま詰めると蒸気がこもって衣がしなびます。
のりの上に白身魚のフライ、ちくわの天ぷら、きんぴら、たくあんを並べます。
理由: 汁気のあるものは紙のカップに入れると、のりが湿りません。
ふたをする前に5分置き、湯気が上がらなくなったのを確かめてから閉じます。
理由: 残った蒸気は水滴になって落ち、味を薄めてしまいます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 作った日のうちに食べきるのが基本です。持ち歩く場合は保冷剤を添え、5時間以内を目安にしてください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 弁当そのものは冷凍に向きません。きんぴらだけ小分けにして冷凍で2週間が目安です。 |
| 温め直し | 揚げ物はトースターで3分温めると衣が戻ります。のりを敷いたご飯は温め直さず、そのまま食べてください。 |
アレンジ
- 白身魚のフライを鶏の唐揚げに替えると、食べごたえが増します。鶏肉は中心まで火を通してください。
- きんぴらをほうれん草のおひたしに替えると、色味が加わって彩りがよくなります。水気は必ず絞ります。
- のりの下にしょうゆをからめた昆布の佃煮を敷くと、味に奥行きが出ます。
ご飯と揚げ物が中心なので、野菜の小鉢を一つ添えると献立としての釣り合いが取れます。
講師への質問
- のりがご飯にくっつきすぎて食べにくいときはどうすればいいですか
- のりを一枚のままではなく、四つに切って重ねてください。箸で切り分けやすくなり、途中で持ち上がりません。
- 朝の時間が足りません。どうすればいいですか
- 揚げ物は前夜に作り、冷ましてから冷蔵庫へ。朝はトースターで3分温めて冷ましてから詰めれば10分で仕上がります。
- 夏場に持ち歩くときはどうすればいいですか
- 汁気のあるものを入れず、しっかり冷ましてから詰めてください。保冷剤をふたの上に置き、5時間以内に食べきります。