高野豆腐クッキー|レシピと作り方のコツ
戻さず粉にして使うという発想で、驚くほどさくっと焼き上がるのが高野豆腐クッキーです。おろし器で挽いた高野豆腐を粉の代わりに使い、ほろりとした軽い口当たりに仕上げる作り方をご案内します。
先生の一言
- ぼそぼそに崩れる → 高野豆腐の粉が粗すぎます。おろし器で細かく削り直し、牛乳大さじ1で生地をまとめてください。
- 固く重い仕上がり → 粉を入れてから練りすぎています。ゴムべらで切るように、粉気が消えたところで止めます。
- 豆の匂いが強い → きな粉を省き、砂糖を5g増やしてください。焼き時間を1〜2分延ばすと香ばしさが勝ちます。
40分調理時間の目安
3人分(直径4cmで約20枚)分量
かんたん難しさ
材料(3人分(直径4cmで約20枚))
- 高野豆腐3枚(50g)戻さず、おろし器で粉状に削る
- 薄力粉50gまとまりを助けるために合わせる
- 砂糖40gきび砂糖なら風味が出ます
- 無塩バター60g常温で指が入る固さに戻す
- 卵1個(50g)溶いて常温に。冷たいと分離します
- 塩ひとつまみ甘さを引き締める
- ベーキングパウダー小さじ1/3軽さを出す。入れすぎない
- きな粉大さじ2豆の香りを補う。省いても可
- 牛乳大さじ1生地が固いときだけ加える
作り方
高野豆腐をおろし器で粉状に削り、薄力粉ときな粉と合わせておきます。
理由: 乾いたまま削ると粉になり、生地に混ざりやすくなります。
ボウルでバターを木べらで練り、砂糖と塩を加えて白っぽくなるまで混ぜます。
理由: 空気を含ませると、焼いたとき軽い口当たりになります。
溶き卵を3回に分けて加え、その都度しっかり混ぜ合わせます。
理由: 少しずつ入れると、水分と油が分離しません。
粉類とベーキングパウダーをふるい入れ、ゴムべらで切るように混ぜます。
理由: 練らずに混ぜると、固くならず軽く焼き上がります。
生地をひとまとめにして、冷蔵庫で20分休ませます。
理由: 高野豆腐が水分を吸い、まとまりが良くなります。
直径4cmに丸めて平たくのばし、天板に3cm間隔で並べます。
理由: 厚みを揃えると、焼き色が均一になります。
170℃に予熱したオーブンで15〜18分、縁が色づくまで焼きます。
理由: 天板の上で冷ますと、余熱で中心まで乾いてさくっとします。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 完全に冷ましてから密閉容器へ。常温で4〜5日、湿気の多い時季は冷蔵で1週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いたものを密閉して冷凍2〜3週間が目安。生地のまま棒状に凍らせても使えます。 |
| 温め直し | 湿ったら150℃のオーブンで5分焼くと、さくっとした食感が戻ります。 |
アレンジ
- 刻んだくるみ20gを混ぜて、食感と香ばしさを足す
- 抹茶小さじ1を粉類に加えて、ほろ苦い大人の味に
- 砂糖を半量にして塩を少し増やし、塩味のおつまみ仕立てに
高野豆腐は大豆由来のたんぱく質を含み、小麦粉だけの生地とは異なる配合になります。
講師への質問
- 高野豆腐を粉にするのが大変なときはどうすればいいですか
- 袋に入れてめん棒で叩き割ってから、おろし器かミルにかけてください。粗さが残ると口当たりが悪くなります。
- 生地がまとまらないときはどうすればいいですか
- 牛乳を大さじ1ずつ加えてください。高野豆腐が水分を吸うので、冷蔵で20分休ませてから判断すると失敗しません。
- さくっとしない仕上がりのときはどうすればいいですか
- 焼き時間が足りていません。170℃であと2〜3分、縁が色づくまで焼き、天板の上で冷ましてください。