くまのケーキ|レシピと作り方のコツ
切り分けたとき、子どもも大人も一度は笑ってくれます。くまのケーキは、丸い型と絞り袋があれば家庭でも作れる飾りの菓子です。顔がくずれない組み立ての順番を、順を追ってお伝えします。
先生の一言
- スポンジが膨らまない → 卵の泡立てが足りません。湯せんで温めながら、跡が3秒残るまで泡立てます。
- クリームがだれて顔が流れる → 室温が高すぎます。ボウルの下に氷水を当て、七分立てで止めます。
- 表面がでこぼこする → 下塗りを省いています。薄く一度塗って冷やし、もう一度重ねます。
120分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 卵3個室温に戻す。冷たいと泡立ちが悪い
- 砂糖90g3回に分けて加える
- 薄力粉90g二度ふるっておく
- 無塩バター30g溶かして50度に保つ
- 牛乳大さじ1溶かしバターと合わせておく
- 生クリーム300ml使う直前まで冷やす。乳脂肪分40%前後が扱いやすい
- デコレーション用の砂糖25g生クリームに加える
- ココアパウダー小さじ2耳と鼻の色づけに使う
- 板チョコレート20g目と口を描く。湯せんで溶かす
- シロップ用の水と砂糖各50ml・25g煮溶かして冷ます
作り方
卵と砂糖を湯せんで人肌まで温めながら、8分しっかり泡立てます。
理由: 生地を落として跡が3秒残れば十分な泡立ちです。
薄力粉をふるい入れ、底からすくうように30回混ぜます。
理由: 泡をつぶさず、粉気だけを消すのが目安です。
50度のバターと牛乳を加えて手早く混ぜ、15cm丸型に流します。
理由: 油脂は最後に。先に入れると泡が消えます。
170度で28分焼き、竹串を刺して何もつかなければ出します。
理由: 焼けたらすぐ型ごと10cmの高さから落とし、縮みを防ぎます。
完全に冷めたら横二枚に切り、シロップを刷毛で打ちます。
理由: 熱いうちに切ると崩れ、シロップも吸いません。
生クリームを七分立てにして間に塗り、全体を薄く覆います。
理由: 下塗りをしてから仕上げると、表面がなめらかになります。
ココアを混ぜたクリームで耳と鼻、溶かしチョコで目と口を描きます。
理由: 描く前に冷蔵で20分冷やすと、輪郭がにじみません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 箱に入れて冷蔵2日が目安です。においが移りやすいので、密閉して置きます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 飾りをつける前のスポンジのみ、包んで冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 温め直しはしません。食べる15分前に冷蔵庫から出すと、クリームの口当たりがよくなります。 |
アレンジ
- 間にいちごの薄切りを挟み、酸味を足す
- ココアを生地に混ぜ、茶色いくまにする
- 耳をクッキーにして刺し、立体感を出す
卵と乳のたんぱく質、小麦のでんぷんを含みます。
講師への質問
- 顔のバランスが取れないときはどうすればいいですか
- 先に爪ようじで軽く位置の当たりをつけてください。目は中央より少し下、鼻はその中間に置くと収まります。
- 前の日に作っておくのはどうすればいいですか
- スポンジは前日に焼き、包んで冷蔵しておけます。クリームを塗るのは当日にしてください。
- 生クリームが分離してしまったときはどうすればいいですか
- 泡立てすぎです。冷たい生クリームを大さじ2加えて静かに混ぜると、なめらかさが戻ることがあります。