栗おこわ|レシピと作り方のコツ
もち米のつやと栗のほっくりした甘みが、秋の食卓をひと息で決めます。栗おこわは、蒸し器がなくても炊飯器で十分においしく仕上がります。栗の下ごしらえと、水加減の考え方をお伝えします。
先生の一言
- べたつく → 水が多すぎます。次回は米3合に対して水450mlまで減らしてください。
- 栗がくずれる → 炊く前に混ぜたためです。上にのせるだけにして、炊き上がりまで触らないでください。
- 味がぼやける → 塩が足りません。仕上げのごま塩を効かせるか、塩を小さじ1と1/4に増やします。
60分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- もち米2合(300g)洗って30分浸水し、ざるで15分水切り
- うるち米1合(150g)混ぜると重たくならず食べやすい
- 生栗300g熱湯に20分つけてから鬼皮と渋皮をむく
- 水480ml米の総量に対してやや少なめにする
- 酒大さじ2米の香りを整える
- 塩小さじ1栗の甘みを引き立てる
- 薄口しょうゆ小さじ1色を濁らせない程度に
- 昆布5cm炊く前に入れ、炊き上がりに取り出す
- 黒いりごま小さじ1仕上げにふる
- 塩(仕上げ用)少々ごまと混ぜてごま塩にする
作り方
もち米とうるち米を合わせて洗い、30分浸水させてざるに15分上げます。
理由: 水切りをすると、もち米がべたつかず粒が立ちます。
栗は熱湯に20分つけ、底を切り落として鬼皮と渋皮を厚めにむきます。
理由: 湯につけると皮がやわらぎ、実を欠かずにむけます。
むいた栗は水に10分さらし、あくを抜いてから水気をきります。
理由: あくを抜くと、炊き上がりの色がくすみません。
炊飯器に米と水、酒、塩、薄口しょうゆ、昆布を入れて軽く混ぜます。
理由: 先に調味料を混ぜておくと、味むらが出ません。
栗を上に広げてのせ、混ぜずにおこわモードか通常で炊きます。
理由: 混ぜずに置くと、栗がくずれず形が残ります。
炊き上がったら昆布を取り出し、10分蒸らしてから底から切るように混ぜます。
理由: 蒸らしで余分な水分がまわり、粒がふっくらします。
器に盛り、黒ごまと塩を合わせたごま塩をふります。
理由: 塩気を後からのせると、栗の甘さが際立ちます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 1食分ずつラップで包み、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 熱いうちに包んで冷凍し、約1か月が目安です。 |
| 温め直し | ラップのまま600Wで2分。蒸し器なら中火で7分温めます。 |
アレンジ
- むき甘栗を使えば下ごしらえなしで、炊き上がりにのせるだけ
- 小豆を大さじ2加えて色づけし、祝いの席向けの赤いおこわに
- きのこと油揚げを足して、秋の炊き込み風に
もち米と栗はどちらも炭水化物を多く含みます。茶碗一杯を目安にしてください。
講師への質問
- 栗の皮がうまくむけないのはどうすればいいですか
- 熱湯に20分つけてから、底を平らに切り落として包丁の刃元で引き上げてください。皮がやわらぎ、実が欠けにくくなります。
- 蒸し器で作るときはどうすればいいですか
- 浸水したもち米を蒸し布に広げ、強火で20分蒸します。途中で塩水を打ち水として二回ふると、しっとり仕上がります。
- もち米だけで作ってもいいですか
- 作れますが、もっちり感が強くなります。水を420mlに減らしてください。うるち米を一割混ぜると冷めても食べやすくなります。