栗ご飯3合|レシピと作り方のコツ
秋のいちばんのごちそうは、湯気ごと甘い一膳かもしれません。栗ご飯3合は、皮むきと塩加減さえ決まれば炊飯器まかせで、もち米を少し混ぜると口当たりがぐっと上品になります。
先生の一言
- 栗が煮くずれた → 混ぜてから炊いています。上にのせるだけにして、蒸らし後に一度だけ返してください。
- 味がぼやける → 塩が足りません。3合なら小さじ1と1/2が目安です。
- 皮がむけない → 湯につける時間が短いです。熱湯で30分、冷めたら湯を替えてください。
60分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 米2.5合(375g)洗って30分浸水させる
- もち米0.5合(75g)うるち米と一緒に浸水させる
- 栗400g(正味250g)熱湯に30分つけて鬼皮と渋皮をむく
- 酒大さじ2水を注ぐ前に加える
- みりん大さじ1つやを出す
- 塩小さじ1と1/2(9g)3合に対する基本量
- 昆布5cm角1枚表面を固く絞った布で軽く拭く
- 水3合の目盛りまで調味料を入れてから足す
- 黒いりごま小さじ1仕上げに散らす
作り方
栗を熱湯に30分つけ、底を切り落として鬼皮、続けて渋皮をむきます。
理由: 湯でふやかすと皮が驚くほど楽にむけます。
むいた栗は水に15分さらし、ざるに上げて水気を切ります。
理由: さらしすぎると甘みまで抜けるので15分で十分です。
米ともち米を合わせて洗い、30分浸水させてざるで水を切ります。
理由: 浸水が足りないと芯が残ります。
炊飯器に米を入れ、酒・みりん・塩を加えてから3合の目盛りまで注ぎます。
理由: 調味料を先に入れると水加減がぶれません。
栗と昆布を全体に広げてのせ、混ぜずに普通モードで炊きます。
理由: 混ぜると米が対流せず、炊きむらの原因になります。
炊き上がったら昆布を除き、10分蒸らして底から返すように混ぜます。
理由: 蒸らしの10分で水分が均一になります。
茶碗によそい、黒いりごまをひとつまみずつ散らします。
理由: ごまの香りで栗の甘みが引き立ちます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取ってラップで包み、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1食分ずつ平たく包んで冷凍で1か月が目安です。 |
| 温め直し | 電子レンジ600Wで2分、途中で一度返すとむらなく温まります。 |
アレンジ
- さつまいも100gを加えると、色も甘みも二重になります。
- しめじを加えると、栗の甘みに香りの奥行きが出ます。
- 白だし大さじ1を塩の半量と置き換えると、やわらかい味わいになります。
栗は炭水化物のほか、食物繊維やカリウムを含みます。
講師への質問
- むき栗が手に入らないときはどうすればいいですか
- 冷凍のむき栗で作れます。凍ったまま米にのせ、水を大さじ1減らしてください。甘露煮を使う場合は塩を小さじ1に控えます。
- もち米がないときはどうすればいいですか
- うるち米3合で作れます。もちもち感を足したいときは、水を大さじ1減らして炊くと近い口当たりになります。
- 3合を土鍋で炊くときはどうすればいいですか
- 水は600mlが目安です。中火で沸かし、弱火で12分、火を止めて15分蒸らします。ふたは途中で開けません。