クリスマスパン|レシピと作り方のコツ
ドライフルーツとスパイスを抱き込んだ生地は、焼いている間から部屋が甘くなります。クリスマスパンの作り方を、家庭のオーブンで無理なく焼ける配合でお伝えします。
先生の一言
- 生地がべたついてまとまらない → 粉を足す前に5分こね続けてください。それでも扱えないときだけ強力粉を大さじ1ずつ加えます。
- 発酵がふくらまない → 室温が低すぎます。40度の湯を張ったボウルの上に生地のボウルを重ね、30分様子を見てください。
- 焼き上がりがかたい → こね不足か焼きすぎです。生地が薄くのびるまでこね、焼成は25分で一度取り出して確認します。
180分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 強力粉250gふるってから量ります
- 砂糖40g生地の甘みと発酵の栄養になります
- 塩4gイーストと直接触れない位置に入れます
- ドライイースト4g予備発酵の要らないタイプです
- 卵1個常温に戻して溶きほぐします
- 牛乳100ml人肌(35度前後)に温めます
- 無塩バター50g室温でやわらかく戻します
- レーズン80gぬるま湯で5分戻し、水気を拭きます
- オレンジピール40g粗く刻みます
- シナモン小さじ1/2粉のものを使います
- 粉砂糖大さじ2仕上げにふります
作り方
ボウルに強力粉、砂糖、塩、イースト、シナモンを入れ、卵と人肌の牛乳を加えて混ぜます。
理由: 牛乳を人肌にすると、イーストが働きやすくなります。
台に出して10分こね、指で薄くのびるようになったらバターを加えてさらに8分こねます。
理由: バターを後から入れると、先にグルテンがつながります。
ボウルに戻してラップをかけ、35度で60分、生地が二倍になるまで一次発酵させます。
理由: 時間より大きさで判断してください。二倍が目安です。
ガス抜きしてレーズンとオレンジピールを混ぜ込み、丸めて15分休ませます。
理由: 休ませると生地がゆるみ、成形しても戻りません。
楕円に伸ばして半分に折り、天板に置いて35度で40分、ひとまわり大きくなるまで置きます。
理由: 折っておくと、焼成中に生地が立ち上がります。
180度に予熱したオーブンで25分、表面がしっかり色づくまで焼きます。
理由: 途中で色が濃くなったらアルミ箔をかぶせてください。
網にのせて完全に冷まし、粉砂糖をたっぷりふって切り分けます。
理由: 熱いうちに切ると生地がつぶれ、粉砂糖も溶けます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 切り分けて密閉し、冷蔵で4日が目安です。乾きやすいのでラップを密着させてください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一切れずつ包んで冷凍で1か月が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままアルミ箔で包み、170度のオーブンで10分温めてください。 |
アレンジ
- レーズンをドライいちじくとくるみに替えると、歯ごたえが出ます。
- アーモンドの生地を棒状にして巻き込むと、切り口に芯が出ます。
- シナモンをカルダモンに替えると、後を引く香りになります。
小麦の炭水化物と、卵とバター由来の脂質を含みます。
講師への質問
- 発酵させる場所はどうすればいいですか
- オーブンの発酵機能が使えれば35度に設定してください。ない場合は40度の湯を張った容器の上にボウルを置き、布をかけます。
- 前日に生地を仕込むにはどうすればいいですか
- 一次発酵を冷蔵庫で8〜10時間かけてください。翌朝は室温に30分戻してから、成形と二次発酵に進めます。
- ドライフルーツが焦げるときはどうすればいいですか
- 巻き込むときに内側へ押し込み、生地の表面に出さないでください。それでも色づくときは焼成15分でアルミ箔をかけます。