くるみパン|レシピと作り方のコツ
噛むほどにくるみの油分と小麦の甘みが重なる、飽きのこないパンです。くるみパンは発酵の時間さえ確保できれば手順そのものはやさしく、家庭のオーブンで香ばしく焼き上がります。朝食にも夕食の供にも合います。
先生の一言
- 膨らまない → 牛乳が熱すぎてイーストが弱っています。35度、指を入れてぬるいと感じる温度にします。
- くるみが焦げる → から焼きが長すぎです。160度8分で止め、生地に混ぜ込んでから焼き色を付けます。
- 底が湿る → 天板の上で冷ましています。焼き上がりはすぐ網に移してください。
150分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 強力粉250gふるってボウルへ
- くるみ70g160度で8分から焼きし、粗く刻む
- ドライイースト3g塩と離して置く
- 砂糖20gイーストの近くに置く
- 塩4g計量スプーンで正確に
- 無塩バター20g室温に戻して指で押せる固さに
- 牛乳170g人肌の35度に温める
- 打ち粉用強力粉適量台に薄くふる
作り方
粉、砂糖、塩、イーストをボウルで混ぜ、牛乳を加え5分こねます。
理由: 塩とイーストを直接触れさせないと、発酵が安定します。
バターを加え、台の上で8分こねて薄い膜が張る状態にします。
理由: 膜が張るまでこねると、焼いた後のきめが細かくなります。
刻んだくるみを混ぜ込み、35度で40分ほど一次発酵させます。
理由: 生地が二倍になるのが目安で、指跡が戻らなければ完了です。
8等分して丸め、ぬれ布巾をかけて室温で15分休ませます。
理由: 休ませると生地がゆるみ、成形で縮まなくなります。
もう一度丸め直し、35度で35分の二次発酵にかけます。
理由: ひと回り大きくなったところで止めると、目の詰まりを防げます。
200度に温めたオーブンで18分焼き、網の上で冷まします。
理由: 網で冷ますと底に湿気がこもらず、皮が締まります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵は硬くなるため向きません。室温で当日から翌日までが目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 粗熱が取れたら一個ずつ包み、保存袋で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったまま霧を吹き、トースターで4〜5分温めます。 |
アレンジ
- レーズン40gを一緒に混ぜ込むと、甘みが加わります。
- 生地の砂糖を10gに減らし、チーズを包むと食事向きになります。
- 強力粉の1割を全粒粉に替えると、香りが深くなります。
くるみは脂質とたんぱく質を含み、少量でも食べごたえがあります。
講師への質問
- こねる時間を短くしたいときはどうすればいいですか
- 牛乳と粉だけを先に混ぜ、三十分置いてからこね始めてください。粉が水を吸い、こね時間が半分になります。
- 夜のうちに仕込みたいときはどうすればいいですか
- 一次発酵を冷蔵庫で八時間かけてください。翌朝、室温に三十分戻してから分割します。
- くるみの渋みが気になるときはどうすればいいですか
- から焼き後に薄皮を布巾でこすり落としてください。ひと手間で口当たりがやわらぎます。