草だんご|レシピと作り方のコツ
よもぎの青い香りが立つ草だんごは、春の野の匂いをそのまま口に運んでくれる素朴なお菓子です。ゆでたよもぎを上新粉と白玉粉の生地に練り込み、蒸してつきあげるまでを、火加減と水分の目安つきでご案内します。
先生の一言
- 生地がぼそぼそに割れる → 湯が足りません。ぬるま湯を小さじ1ずつ足し、手のひらで30秒練り直してください。
- 色がくすんで茶色くなる → よもぎのゆですぎです。2分で上げ、すぐ冷水にとって温度を下げてください。
- 翌日かたくなる → 砂糖を10g増やすか、つきあげた直後に一つずつラップで包んで乾燥を止めてください。
50分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 上新粉150gふるってだまを取っておきます
- 白玉粉50g粒を指でつぶしておきます
- 砂糖30g生地の乾きを防ぐ役目もあります
- ぬるま湯180ml50度ほどのものを少しずつ加えます
- よもぎ(生)60g若い葉先だけを摘み、よく洗います
- 重曹小さじ1ゆで湯に入れて色止めに使います
- 塩小さじ4分の1生地に混ぜて甘みを締めます
- こしあん200g25gずつ丸めておきます
- きな粉大さじ2仕上げにまぶします
- 打ち粉用の上新粉大さじ1台と手にふります
作り方
よもぎは重曹を入れた熱湯で2分ゆで、冷水に5分さらして絞ります。
理由: 重曹は色を鮮やかに保ち、冷水は苦みを抜くためです。
絞ったよもぎを包丁で細かく刻み、すり鉢で1分すってペースト状にします。
理由: 繊維を切っておくと生地に均一に混ざります。
上新粉、白玉粉、砂糖、塩を混ぜ、ぬるま湯を5回に分けて加えます。
理由: 一度に入れるとだまが残り、水分量も調整できません。
耳たぶくらいのかたさにまとめ、蒸気の上がった蒸し器で強火20分蒸します。
理由: 強火を保つと粉に芯が残りません。
熱いうちにすり鉢へ移し、よもぎを加えて5分つき混ぜます。
理由: 熱があるうちのほうが粘りが出てなめらかになります。
12等分して丸め、あんを包んで口を閉じ、きな粉をふって仕上げます。
理由: 生地が熱いので濡れ布巾を使うと扱いやすくなります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 乾きやすいので一つずつラップで包み、冷蔵で2日以内が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一つずつ包んで保存袋に入れ、冷凍で3週間ほどが目安です。 |
| 温め直し | 凍ったまま蒸気の上がった蒸し器で5分、または600Wの電子レンジで20秒温めます。 |
アレンジ
- あんを包まず、焼き網で両面を1分ずつ焼いてしょうゆをぬる焼きだんご
- 串に三つ刺し、みたらしのたれをかける形
- よもぎを半量にして、黒ごまを大さじ1混ぜ込む
米粉とあんが主体で、よもぎからは食物繊維を含みます。
講師への質問
- よもぎが手に入らないときはどうすればいいですか
- 乾燥よもぎの粉なら大さじ2をぬるま湯で戻して使えます。香りは生より穏やかになるので、量は控えめから試してください。
- 蒸し器がないときはどうすればいいですか
- 深めの鍋に皿を伏せて置き、湯を張れば蒸し台になります。ふたは布巾で包み、落ちる水滴を防いでください。
- 生地がべたついて丸められないときはどうすればいいですか
- 手と台に上新粉を薄くふり、生地を5分休ませてください。粗熱が取れると急に扱いやすくなります。