マドレーヌ|レシピと作り方のコツ
マドレーヌは、生地を休ませる時間がふくらみと香りを決めます。バターの焦がし加減と型の準備まで含めたレシピを、教室でお伝えしている手順の順番で並べます。
先生の一言
- ふくらまない → 生地を休ませていません。冷蔵で最低30分は置いてください。
- 型から外れない → 型の準備不足です。バターを塗って粉をふり、余分をしっかりはたきます。
- 焼き色が濃すぎる → 温度が高いか時間が長すぎます。12分で一度色を見て判断してください。
60分調理時間の目安
4人分(約12個)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(約12個))
- 卵2個室温に戻して溶きほぐす
- 砂糖70g卵に加えてすり混ぜる
- 薄力粉80gベーキングパウダーと一緒にふるう
- ベーキングパウダー小さじ1/2粉と混ぜてから加える
- 無塩バター80g小鍋で溶かし、薄く色づくまで温める
- はちみつ大さじ1卵液に混ぜてしっとりさせる
- レモンの皮1/2個分黄色い部分だけをすりおろす
- 塩ひとつまみ甘みを締める
- 型用バター10g室温に戻して型に薄く塗る
- 型用薄力粉少々バターの上にふって余分をはたく
作り方
ボウルで卵、砂糖、塩、はちみつを白っぽくなるまで2分すり混ぜます。
理由: 砂糖を溶かすと焼き色が均一になります。
薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、粉気が消えるまで混ぜます。
理由: 練らないことでふんわりした食感になります。
バターを小鍋で溶かし、薄く色づいたら火を止めて少し冷まします。
理由: 軽く色づけると香ばしさが出ます。
バターとレモンの皮を生地に加え、つやが出るまで混ぜます。
理由: つやが出れば乳化した合図です。
ラップをして冷蔵庫で30分以上休ませます。一晩置くとさらに落ち着きます。
理由: 休ませると粉が水分を吸い、あのふくらみが出ます。
型にバターを塗って薄力粉をふり、生地を8分目まで入れて190℃で12〜14分焼きます。
理由: 高めの温度で一気に焼くと中央が持ち上がります。
焼き上がったらすぐ型から外し、網の上で冷まします。
理由: 型に残すと蒸れて表面がしっとりしすぎます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 完全に冷ましてから一つずつ包み、常温で3日、冷蔵で5日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 個別に包んで冷凍で約1か月。 |
| 温め直し | 常温に戻すか、オーブントースターで1分温めるとバターの香りが戻ります。 |
アレンジ
- レモンの皮をオレンジの皮に替えると、やわらかい香りになります。
- バターを焦がしバターにすると、こくのある大人の味になります。
- 焼き上がりの片面にチョコレートを薄く塗ると、贈り物向きになります。
バターと砂糖が主体の焼き菓子です。一つずつ包んでおくと食べる量を決めやすくなります。
講師への質問
- 中央がふくらまないときはどうすればいいですか
- 休ませ時間と焼き温度を見直してください。冷たい生地を190℃の高温に入れると、温度差で中央が持ち上がります。
- 一晩休ませても大丈夫ですか
- むしろおすすめです。冷蔵で一晩置くと粉が水分をなじませ、生地の目が詰まって香りも深まります。
- 型がシリコンのときはどうすればいいですか
- 薄くバターを塗る程度で十分です。熱の伝わりが弱いため、焼き時間を1〜2分長めに見てください。