抹茶のお菓子|レシピと作り方のコツ
ほろ苦さと甘みが行き来する、抹茶のお菓子は大人の口に合います。蒸し器ひとつで作れる抹茶の蒸しパンを、粉の混ぜ方から色をきれいに残すこつまで、順を追ってご案内します。
先生の一言
- 抹茶の色が茶色くくすんだ → 蒸し時間が長すぎます。12分を超えないようにし、火を止めたらすぐ取り出してください。
- 膨らまず平らになった → ベーキングパウダーを入れてから時間を置きすぎています。混ぜ終わったらすぐ蒸し器へ入れます。
- 口の中でぼそぼそする → 混ぜすぎか砂糖不足です。混ぜは20回まで、砂糖は最低でも50gは残してください。
35分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 薄力粉150gふるっておく
- 抹茶8g茶こしでふるい、薄力粉と合わせる
- ベーキングパウダー小さじ2(8g)粉と一緒にふるう
- 砂糖60g抹茶の苦みに合わせて増減する
- 牛乳140ml室温に戻す
- サラダ油大さじ2最後に加えて全体になじませる
- 塩ひとつまみ甘みを引き締める
- ゆで小豆80g汁気を切る。生地に混ぜず上にのせる
作り方
蒸し器に湯を沸かし、湯気が上がる状態にしておきます。カップに紙のケースを敷きます。
理由: 生地を入れてから沸かすと、膨らむ前に固まって背が伸びません。
薄力粉、抹茶、ベーキングパウダー、塩を合わせて2回ふるいます。
理由: 抹茶はだまになりやすいので、必ず茶こしを通してから合わせます。
別のボウルで牛乳と砂糖を混ぜて溶かし、サラダ油を加えてよく混ぜます。
理由: 先に砂糖を溶かしておくと、粉と合わせたときに混ぜる回数が減ります。
粉を一度に加え、ゴムべらで粉気が消えるまで20回ほど切るように混ぜます。
理由: 混ぜすぎると固くなります。少し粉っぽさが残るくらいで止めます。
カップに八分目まで流し入れ、上にゆで小豆を等分してのせます。
理由: 生地に混ぜ込むと沈みます。上にのせるだけで蒸す間になじみます。
強火で12分蒸し、竹串を刺して生の生地が付かなければ火を止めます。
理由: 強火を保つのが背の伸びる条件です。途中でふたを開けないでください。
蒸し器から出して網の上で10分冷まし、粗熱を取ります。
理由: そのまま置くと底に水がたまり、べたついてしまいます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱が取れたら一つずつラップで包み、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | ラップで包んで保存袋に入れ、冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままラップごと600Wで1分半、または蒸し器で5分温め直してください。 |
アレンジ
- 小豆の代わりに甘納豆や栗の甘露煮をのせると、季節感のある見た目になります。
- 牛乳の20mlを濃いめに点てた抹茶に替えると、苦みがはっきり出て大人向きになります。
- 生地を型に流してオーブン170度で25分焼けば、抹茶のパウンドケーキ風にもできます。
抹茶は茶葉をそのまま粉にしたもので、湯に溶かす茶より茶葉の成分をそのまま取り入れます。
講師への質問
- 抹茶の粉がだまになります。どうすればいいですか
- 必ず茶こしで一度ふるってから薄力粉と合わせてください。粉どうしをよく混ぜておくと、水分を加えても固まりません。
- 抹茶と粉末の緑茶はどう使い分ければいいですか
- 菓子には抹茶を使ってください。粉末緑茶は繊維が粗く、色も香りも菓子には弱く出ます。
- 苦みが強すぎるときはどうすればいいですか
- 抹茶を6gに減らし、砂糖を10g増やしてください。上にのせる小豆を多めにするだけでも印象が変わります。