ミートパスタ|レシピと作り方のコツ
肉のうま味を麺に行き渡らせるのが、ミートパスタの一番の勘どころです。ソースの濃さと麺の太さを合わせると、一口目から味がのります。太麺で作る手順をご案内します。
先生の一言
- ソースが麺にからまない → ゆで汁が足りません。大さじ1ずつ足し、あおりながら乳化させてください。
- 肉が硬い → 焼きすぎです。焼き色をつけたら煮込みに移し、以降は弱火を保ちます。
- 味がぼやける → 塩を入れる場所が遅すぎます。ゆで湯にきちんと塩を入れ、下味をつけてください。
40分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- スパゲッティ240g1.9mmの太めがソースを受け止めます
- 牛豚合いびき肉300g室温に20分置いてから使います
- 玉ねぎ1個5mm角に切ります
- にんにく1片みじん切りにします
- トマトピューレ200g水分が少なく短時間で濃くなります
- 赤ワイン50ml煮切ってアルコール分を飛ばします
- オリーブオイル大さじ2炒め用
- バター10g仕上げの乳化に使います
- 塩小さじ1うち大さじ1はゆで湯用に別途
- 粉チーズ30g仕上げにふります
- 黒こしょう少々粗びきで
作り方
フライパンにオイルとにんにくを入れ、弱火で2分炒めて香りを立てます。
理由: 焦がすと苦みが出るので、色づく前に次へ進みます。
玉ねぎを中火で7分、透き通って縁が色づくまで炒めます。
理由: 甘みが出るまで炒めると、砂糖なしで味がまとまります。
ひき肉を広げ、強めの中火で2分焼きつけてから返し、中心まで火を通します。
理由: 焼き色がうま味になるので、最初は動かさないでください。
赤ワインを注いで1分煮切り、トマトピューレを加えて弱火で15分煮ます。
理由: 煮切ることで酸味の角が取れ、香りだけが残ります。
麺を袋の表示より1分短くゆで、ゆで汁大さじ4とともにソースへ移します。
理由: ゆで汁のでんぷんがソースと油をつなぎます。
バターを加えて中火で1分あおり、塩で調えて粉チーズとこしょうをふります。
理由: あおることで乳化が進み、麺にソースが貼りつきます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ソースのみ冷蔵3日が目安です。あえた麺は保存に向きません。 |
|---|---|
| 冷凍 | ソースを小分けにして冷凍1か月が目安です。 |
| 温め直し | 鍋で弱火5分、中心まで温めます。水を大さじ1加えてのばしてください。 |
アレンジ
- ソースにゆでた大豆を加えると、食べごたえが増します。
- 牛乳を大さじ2加えると、角の取れたやわらかい味に変わります。
- ショートパスタに替えて焼けば、チーズをのせたグラタン風になります。
ひき肉にはたんぱく質と脂質を含みます。
講師への質問
- 麺の太さはどう選べばいいですか
- 肉の粒が大きいソースには1.9mm前後の太麺が合います。細麺だとソースが落ちて、麺だけを食べる形になります。
- 赤ワインがないときはどうすればいいですか
- 水50mlとウスターソース小さじ1で代えられます。香りは変わりますが、こくは十分に出ます。
- ひき肉が固まってしまうときはどうすればいいですか
- 冷たいまま入れています。室温に20分置き、広げて焼きつけてから木べらで割るとほぐれます。