長芋の味噌汁|レシピと作り方のコツ
長芋の味噌汁は、とろみとしゃきしゃき感を一度に楽しめる汁物です。切り方を変えるだけで口当たりが変わりますので、家族の好みに合わせて作り分けられるよう、下ごしらえから味の決め方までお伝えします。
先生の一言
- 長芋がとろとろに崩れてしまった → 切る厚みを1cmに戻し、煮る時間を4分までに抑えます。厚みが薄いほど早く溶けます。
- 手がかゆくなった → 皮をむく前に酢水で手をぬらし、むいた長芋もすぐ酢水に入れます。ぬめりの成分が付きにくくなります。
- 味噌の香りが弱い → 味噌を入れたあとに沸かしています。ふちが揺れた時点で火を止めてください。
15分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 長芋200g皮をむき1cm厚の半月切り、酢水に3分さらす
- 油揚げ1枚(約30g)熱湯を回しかけて油抜きし、短冊切り
- 生わかめ20g塩蔵は水で戻し、一口大に切る
- 青ねぎ2本(約20g)小口切りにして仕上げ用に取り分ける
- だし汁700ml昆布とかつお節でとったもの
- 味噌大さじ3(約54g)合わせ味噌が扱いやすい
- しょうゆ小さじ1/2香りづけに火を止めてから
作り方
長芋は皮をむいて1cm厚の半月切りにし、酢水に3分さらして水気を切ります。
理由: 酢水でぬめりの一部が落ち、変色も止まります。
鍋にだし汁を入れ、中火で2分ほど温めて鍋肌が湯気を上げる状態にします。
理由: 沸騰させないほうがだしの香りが残ります。
油揚げを入れて中火で2分煮ます。
理由: 先に入れることで油揚げにだしが含まれます。
長芋を加えて弱めの中火で4分煮ます。竹串がすっと通れば火が通っています。
理由: 煮すぎると角が崩れてとろみが強くなります。
わかめを加えて30秒温め、いったん火を止めます。
理由: 火を止めてから味噌を入れると香りが飛びません。
味噌を玉じゃくしの中で少しずつだしで溶いて鍋に戻し、しょうゆを加えます。
理由: 直接落とすと溶け残りが底にたまります。
再び弱火にかけ、鍋のふちが揺れたらすぐ止め、椀に注いで青ねぎを散らします。
理由: 煮返さないのが味噌汁の香りを守るこつです。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取って保存容器に移し、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 長芋の食感が変わるため冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 小鍋に移して弱火で3分、沸騰させずに温め直します。 |
アレンジ
- 豚こま肉60gを最初に炒めてからだしを注ぐと、具だくさんの一杯になります。
- 長芋の半量をすりおろして最後に加えると、とろみの強いやさしい口当たりになります。
- しめじ50gを足すと香りに厚みが出て、寒い時期の献立に向きます。
一杯あたり約70kcalが目安で、たんぱく質と食物繊維を含みます。
講師への質問
- 長芋の皮はむかずに使ってもいいですか
- むいたほうが口当たりが良いです。皮ごと使うならたわしでひげ根を落とし、直火で軽くあぶってから切ります。
- だしの素で作るときはどうすればいいですか
- 水700mlに顆粒だし小さじ1が目安です。塩気が入っていますので、味噌は大さじ2と1/2から始めてください。
- とろみを強くするにはどうすればいいですか
- 半量をすりおろして火を止める直前に加えます。加熱が長いととろみが弱まりますので、最後に入れるのがこつです。