生クリームのクリームパスタ|レシピと作り方のコツ
とろりと絡むソースだけでごちそうになるのが、生クリームのクリームパスタです。生クリームと粉チーズ、玉ねぎとベーコンで作る基本の作り方を、火加減と乳化のこつまで順を追ってご案内します。
先生の一言
- ソースが分離して油が浮く → 沸騰させたのが原因です。弱めの中火に落とし、牛乳大さじ2を足して混ぜ直すと戻ります。
- ソースがゆるくて麺に絡まない → 茹で汁の入れすぎです。中火で1分ほど煮詰めるか、粉チーズを大さじ1追加してください。
- 食べる頃にぼそぼそになる → 麺が水分を吸ったためです。皿を温めておき、ソースは気持ちゆるめで火を止めるとちょうどよくなります。
25分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- スパゲッティ(1.6mm)240g太さは好みで。細めなら茹で時間を1分短く
- 生クリーム(乳脂肪35%前後)200ml冷蔵庫から出して常温に近づけておく
- 牛乳100ml生クリームだけより軽く仕上がります
- 玉ねぎ1/2個(100g)繊維に沿って薄切り
- ベーコン80g1cm幅の短冊切り
- にんにく1かけ包丁の腹でつぶして芯を取る
- 粉チーズ大さじ3火を止めてから加えます
- バター10g仕上げ用に冷たいまま
- 塩(茹で用)大さじ1湯2Lに対して
- 塩・こしょう各少々味を見ながら最後に
- パセリ少々みじん切り。彩り用
作り方
鍋に湯2Lを沸かし塩大さじ1を入れ、表示より1分短くスパゲッティを茹でます。
理由: 最後にソースで煮るぶん、早めに上げると伸びません。
フライパンにバター半量とにんにくを入れ、弱火で2分香りを移します。
理由: 弱火で始めるとにんにくが焦げず、香りだけが油に移ります。
玉ねぎとベーコンを加え、中火で4分ほど玉ねぎが透き通るまで炒めます。
理由: 玉ねぎの甘みが出ると、生クリームだけの重さが和らぎます。
生クリームと牛乳を注ぎ、弱めの中火で3分、軽くとろみがつくまで温めます。
理由: 沸騰させると分離するので、ふつふつ手前を保ちます。
茹で上がった麺と茹で汁お玉1杯を加え、中火で1〜2分あおって絡めます。
理由: 茹で汁のでんぷんがソースと油をつないでくれます。
火を止めて粉チーズと残りのバターを加え、余熱で溶かし混ぜます。
理由: 火を止めてから入れるとチーズが固まらず、なめらかになります。
塩こしょうで味を調え、器に盛ってパセリを散らします。
理由: チーズとベーコンの塩気があるので、塩は最後に少量ずつ。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器で翌日まで(目安1日)。乳製品のソースなので早めに食べきってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | クリームソースは解凍すると分離しやすく、冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 牛乳大さじ2を加え、フライパンで弱火で3分ほど混ぜながら温め直します。 |
アレンジ
- きのこ入り:しめじ100gを玉ねぎと一緒に中火で炒めると、香りに厚みが出ます。
- ほうれん草:下茹でした葉を3cmに切り、仕上げに加えると彩りと食感が加わります。
- 明太クリーム:火を止めてから、そのまま食べられる明太子1腹をほぐして混ぜます。
生クリームとチーズから乳脂質とたんぱく質を含みます。
講師への質問
- 生クリームがないときはどうすればいいですか
- 牛乳300mlに小麦粉大さじ1をバターで炒めて加えるとつなげられます。ただし、こくは控えめになります。
- ソースが固まってしまったときはどうすればいいですか
- 温めた牛乳を大さじ1ずつ加え、弱火で混ぜてください。一度に入れると水っぽくなります。
- 作り置きはどうすればいいですか
- ソースだけ作って冷蔵し、食べる直前に茹でた麺と合わせる方法をおすすめします。目安は1日です。