なめらかプリン|レシピと作り方のコツ
スプーンを入れた瞬間の、あの静かな崩れ方を家で出したいものです。なめらかプリンは、卵液のこし方と蒸す温度が決め手。低い温度でゆっくり火を通すと、すが立たず口当たりが整います。
先生の一言
- すが立って穴が開く → 温度が高すぎます。150度と湯せんを守り、35分で様子を見てください。
- 分離して水が出る → 牛乳が熱すぎました。60度まで下げてから卵に加え、必ず二度こします。
- カラメルが苦い → 焦がしすぎです。濃い茶色になった瞬間に火を止め、すぐ熱湯を注ぎます。
50分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 卵2個常温に戻し、白身を切るように溶きます
- 卵黄2個分なめらかさを出すために足します
- 牛乳350ml60度まで温めます
- 生クリーム100ml牛乳と一緒に温めます
- 砂糖(プリン液用)60g牛乳に加えて溶かします
- バニラビーンズまたはバニラオイル少々香りづけに加えます
- 砂糖(カラメル用)50g水大さじ1と一緒に煮ます
- 水(カラメル用)大さじ1焦がすときに使います
- 熱湯(カラメル用)大さじ2色づいてから注ぎます
作り方
小鍋に砂糖50gと水大さじ1を入れ、中火で5分、濃い茶色になるまで煮ます。
理由: 混ぜずに鍋を回すとむらなく色づきます。
火を止めて熱湯大さじ2を注ぎ、素早く混ぜて容器に等分します。
理由: 熱湯ははねるので、鍋を傾けて注ぎます。
牛乳、生クリーム、砂糖60gを鍋で60度まで温め、砂糖を溶かします。
理由: 熱すぎると卵が固まってだまになります。
卵と卵黄を溶き、温めた液を少しずつ加えながら混ぜます。
理由: 少しずつ加えると卵が急に固まりません。
ざるで二度こし、表面の泡をすくってから容器に注ぎます。
理由: こすと口当たりが格段になめらかになります。
天板に湯を1cm張り、150度のオーブンで35分蒸し焼きにします。
理由: 低温の湯せんが、すを防ぐいちばんの方法です。
軽く揺らして中央がふるりと動き、中心まで固まったのを確かめて冷やします。
理由: 卵は中心まで火を通してから冷やします。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 容器にラップをかけ、冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 解凍時に分離するため向きません。冷蔵で食べきってください。 |
| 温め直し | 冷たいままいただきます。温めると口当たりが崩れます。 |
アレンジ
- 牛乳の50mlをコーヒー液に替えると、ほろ苦い大人向けになります。
- 生クリームを牛乳に替えると、軽くさっぱりした仕上がりになります。
- 抹茶小さじ2を砂糖と混ぜてから加えると、和の風味のプリンになります。
たんぱく質とカルシウムを含みます。砂糖と生クリームの量で全体のエネルギーが変わります。
講師への質問
- すが立たないようにするにはどうすればいいですか
- 150度で湯せん焼きにし、35分を目安にしてください。高温や直火に近い加熱が、すの一番の原因です。
- オーブンがないときはどうすればいいですか
- 蒸し器で作れます。ふきんをふたに巻き、ごく弱火で15分。ふたを少しずらして温度を上げすぎないでください。
- 固まっているか確かめるにはどうすればいいですか
- 容器を軽く揺らして、中央がぷるりと一体で動けば火が通っています。液状に波打つ場合は5分ずつ追加してください。