七草粥|レシピと作り方のコツ
七草粥は、正月明けの一月七日にいただく、青菜の香りがやさしいお粥です。米から炊く七草粥のレシピを、粒が立ってとろみのつく火加減とともにお伝えします。
先生の一言
- べたついて糊のようになる → 炊いている間にかき混ぜすぎです。10分に一度、底を返す程度にしてください。
- 吹きこぼれる → 火が強すぎます。ふたをずらすか外し、鍋肌がふつふつする弱火を保ちます。
- 青菜が茶色い → 一緒に長く煮たためです。ゆでてから最後に混ぜる手順に戻してください。
50分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 米1/2合(75g)洗ってざるに10分あげておく
- 水900ml米の6倍が目安
- 春の七草1パック根と土を落とし、よく洗う
- 塩小さじ1/2半量は下ゆで用
- だし昆布5cm角1枚かたく絞った布でさっと拭く
- 熱湯適量七草の下ゆで用
- すずな・すずしろ(かぶ・大根の根)各1個分薄いいちょう切り
作り方
鍋に米、水、昆布を入れて30分浸し、ふたをせず中火にかけます。
理由: 浸水させると芯が残らず、短い時間でとろみが出ます。
沸いたら昆布を取り出し、弱火に落として30分、ときどき底を返しながら炊きます。
理由: 混ぜすぎると粘りが出るので、鍋底が焦げない程度に留めます。
別鍋の熱湯に塩少々を入れ、かぶと大根の薄切りを2分ゆでます。
理由: 根菜だけ先にゆでると、火の通りがそろいます。
同じ湯で葉の七草を30秒ゆで、冷水にとって水気を絞り、1cmに刻みます。
理由: 短時間で色止めすると、香りと緑が残ります。
粥に根菜を加えて弱火で5分煮て、火を止めてから刻んだ葉と塩小さじ1/4を混ぜます。
理由: 火を止めてから葉を入れると、香りがとびません。
ふたをして5分蒸らし、器によそいます。
理由: 蒸らすことで米と水がなじみ、口当たりがまろやかになります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵2日が目安です。青菜は色が落ちるので当日中がおすすめです。 |
|---|---|
| 冷凍 | 粥のみ小分けで冷凍2週間が目安です。 |
| 温め直し | 水を大さじ2足して弱火で5分、または電子レンジ600Wで2分半温めます。 |
アレンジ
- 溶き卵を回し入れて中心までしっかり火を通した卵入り
- 焼いた鮭をほぐして混ぜる仕立て
- 白米の半量を押し麦に替えた食感のある粥
青菜由来のビタミン類と食物繊維を含みます。
講師への質問
- 七草がそろわないときはどうすればいいですか
- 手に入る青菜で構いません。かぶの葉、大根の葉、小松菜、三つ葉などを合わせて同じ分量にしてください。
- ご飯から作るときはどうすればいいですか
- ご飯200gに水600mlで、弱火15分が目安です。粒がほぐれたら同じように青菜を最後に混ぜます。