菜の花パスタ|レシピと作り方のコツ
ほろ苦さと、春らしい鮮やかな緑。菜の花パスタは、にんにくと塩気だけで菜の花の持ち味を立たせる一皿です。茹で時間の見極めが、色と食感を左右します。
先生の一言
- 菜の花が色あせて茶色い → 茹ですぎです。1分30秒を守り、上げたらすぐ湯を切ってください。
- ソースが分離して油が浮く → 乳化が足りません。茹で汁を加えたら中火で30秒しっかり混ぜます。
- 味がぼやける → 茹で湯の塩が足りません。湯2Lに大さじ1が目安です。
20分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- スパゲッティ240g1.6mm前後の太さが合う
- 菜の花200g根元の固い部分を1cm切り落とし、4cm幅に切る
- ベーコン80g1cm幅の短冊に切る
- にんにく2かけ薄切りにして芽を取る
- 赤唐辛子1本種を取って輪切りにする
- オリーブ油大さじ3冷たい状態から使う
- 塩大さじ1茹で湯用。湯2Lに対して
- 塩小さじ1/4仕上げの味調整用
- 黒胡椒少々粗びきを仕上げにひく
- 粉チーズ大さじ2好みで仕上げにふる
作り方
鍋に湯2Lを沸かし、塩大さじ1を入れます。スパゲッティを表示より1分短く茹で始めます。
理由: 短めに上げるのは、あとでソースと合わせるときに火が入るためです。
茹で上がる1分30秒前に菜の花を同じ鍋に入れ、一緒に茹でます。
理由: 同じ鍋で茹でれば、鍋も時間も一つで済みます。
冷たいフライパンにオリーブ油、にんにく、赤唐辛子、ベーコンを入れ、弱火で4分ゆっくり熱します。
理由: 低い温度から始めると、にんにくが焦げずに香りだけが出ます。
にんにくが薄く色づいたら、茹で汁を80g加えて中火にし、30秒混ぜて乳化させます。
理由: 茹で汁のでんぷんが油と水をつなぎ、麺に絡むソースになります。
湯を切ったスパゲッティと菜の花を加え、中火で1分あおって絡めます。
理由: この1分で麺に味が入ります。ここが仕上げの時間です。
塩で味を整え、黒胡椒をひいて火を止めます。器に盛り、好みで粉チーズをふります。
理由: 塩は最後に。ベーコンと茹で汁の塩気を見てから足します。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 作りたてが最もおいしい料理です。冷蔵は当日中にとどめてください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 麺の食感が落ちますので冷凍には向きません。 |
| 温め直し | フライパンに水を大さじ1加え、中火で2分ほぐしながら温めてください。 |
アレンジ
- ベーコンをあさりに替えると、春らしい潮の香りの一皿になります。
- からすみや桜えびを散らすと、香りに厚みが出ます。
- 生クリームを50g加えると、ほろ苦さがやわらいで食べやすくなります。
菜の花はビタミンCと食物繊維を含みます。
講師への質問
- 菜の花の苦みが強いときはどうすればいいですか
- 茹で湯の塩を少し多めにし、茹でたあと軽く水気を絞ってください。粉チーズを合わせると苦みが和らぎます。
- 菜の花の代わりになる野菜はありますか
- 春はうるいや芽キャベツ、通年ならブロッコリーやほうれん草が近い使い方になります。
- 茎が固いときはどうすればいいですか
- 茎と葉を分け、茎を先に30秒茹でてから葉を入れてください。火の通りがそろいます。