なすカレー|レシピと作り方のコツ
油を吸ったなすがとろりと崩れ、香辛料と一つになるなすカレーは、夏の食卓で毎年待ち遠しくなる一皿です。なすを別に焼いてから合わせるだけで、形も色も驚くほどきれいに残ります。
先生の一言
- なすが煮くずれる → 一緒に煮込んでいます。先に焼いて取り出し、最後の5分だけ戻してください。
- 油っぽくなる → なすが油を吸いすぎています。焼いた後に一度ペーパーの上に取り、余分な油を切ります。
- とろみが強すぎる → 水が足りません。50mlずつ足しながら弱火で温め、そのつど味を見ます。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- なす4本(約320g)へたを落として乱切りにし、5分水にさらします
- 豚こま切れ肉250g食べやすく切り、塩こしょうをふります
- 玉ねぎ2個(400g)みじん切りにします
- トマト1個(150g)湯むきして1cm角に切ります
- おろしにんにく小さじ1焦がさないよう弱火で炒めます
- おろししょうが小さじ1にんにくと一緒に加えます
- カレールウ80g刻んでおくと溶けやすくなります
- 水600ml具の量を見て加減します
- サラダ油大さじ3なす用に大さじ2、炒め用に大さじ1使います
- ガラムマサラ小さじ1/2仕上げに加えて香りを立てます
- 塩少々最後に味を調えます
作り方
なすを乱切りにして5分水にさらし、水気をしっかり拭きます。
理由: 水気を拭くと油はねを防げます。
フライパンに油大さじ2を中火で熱し、なすを4分焼いて取り出します。
理由: 先に焼くと色が残り、煮くずれません。
同じ鍋に油大さじ1を足し、玉ねぎを中火で10分、あめ色になるまで炒めます。
理由: ここで甘みの土台ができます。
にんにくとしょうがを弱火で1分炒め、豚肉を加えて色が変わるまで4分炒めます。
理由: 肉は中心まで火を通します。
トマトと水を加え、煮立ったらあくを取り、弱火で12分煮ます。
理由: 弱火を保つと味がまとまります。
火を止めてルウを溶かし、なすを戻して弱火で5分煮ます。
理由: 火を止めて溶かすとだまになりません。
ガラムマサラと塩で味を調え、火を止めて2分置きます。
理由: 香辛料は最後に入れると香りが立ちます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器に入れて冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | なすの食感は落ちますが、小分けにして冷凍で3週間保てます。 |
| 温め直し | 小鍋で弱火で6分、焦げないよう混ぜながら温めます。 |
アレンジ
- ひき肉に替えると、ご飯にかけやすいさらりとした仕立てになります。
- ココナッツミルク100mlを加えると、甘みのあるまろやかな味に変わります。
- ピーマンとパプリカを加えると、彩りが増して夏らしくなります。
なすの水分と豚肉のたんぱく質を含みます。
講師への質問
- なすの色をきれいに残すにはどうすればいいですか
- 皮を下にして油で焼いてください。油の膜が色を守ります。長く煮込まず、仕上げの5分だけ鍋に戻すのがこつです。
- 辛さを調整したいときはどうすればいいですか
- ルウの辛口と中辛を半量ずつ合わせると細かく調えられます。辛くしすぎたときは、牛乳50mlを加えると角が取れます。
- 翌日のほうがおいしいと聞きますがどうですか
- 玉ねぎとトマトの味はなじみますが、なすは水分が抜けます。なすだけ別に焼いておき、食べる直前に加えると初日の状態に近づきます。