にんじんシリシリ|レシピと作り方のコツ
にんじんシリシリは、細く削ったにんじんを卵と炒め合わせる沖縄の家庭料理です。にんじんの甘みが油で立ち、副菜にも弁当にも収まります。切り方と、卵にしっかり火を通す炒め方をお伝えします。
先生の一言
- 水っぽくなる → 弱火で蒸れています。中火を保ち、水分を飛ばしながら炒めてください。
- 卵がにんじんに絡まずばらける → 卵を入れた直後に触っています。20秒待って底が固まってから返します。
- 味がぼやける → ツナの油をきっていない場合が多いです。しっかりきってから加えてください。
20分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- にんじん2本(300g)スライサーか包丁で3mmの細切りにします
- 卵2個溶いておきます。完全に火を通して使います
- ツナ缶1缶(70g)油をきっておきます。旨みの土台です
- サラダ油大さじ1にんじんを炒める分
- ごま油小さじ1仕上げの香りづけです
- だしの素小さじ1/2少量で全体がまとまります
- しょうゆ小さじ2鍋肌から回し入れます
- 塩少々味を見てから足してください
- 白いりごま小さじ1仕上げに散らします
作り方
にんじんを3mm幅の細切りにし、長さは5cmにそろえます。
理由: 太さをそろえると火の通りが同じになり、食感が均一になります。
フライパンに油を熱し、にんじんを中火で4分炒めます。
理由: しんなりして色が濃くなるまで炒めると、甘みが引き出されます。
油をきったツナを加え、1分炒め合わせます。
理由: ツナの旨みがにんじんに移り、調味料が少なくて済みます。
だしの素としょうゆを鍋肌から回し入れ、1分炒めます。
理由: 鍋肌に当てると香ばしさが立ち、水っぽくなりません。
溶き卵を回し入れ、中火で2分、卵が完全に固まるまで炒めます。
理由: 半熟で止めず、しっかり火を通してください。日持ちも変わります。
火を止めてごま油を回し、ごまを散らして混ぜます。
理由: ごま油は最後に。火にかけ続けると香りが飛びます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 清潔な容器で冷蔵3日が目安です。卵に完全に火を通してあることが前提です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍用袋で3週間ほど。弁当に凍ったまま入れられます。 |
| 温め直し | 電子レンジ600Wで1分、または冷たいままでも構いません。 |
アレンジ
- ツナをポークランチョンミートに替えると、より沖縄らしい味になります。しっかり焼いてから合わせてください。
- にらを一束加えると香りが増し、主菜寄りの一皿になります。
- だしの素を鶏がらスープの素に替えると、中華寄りの味に変わります。
にんじんの食物繊維と、卵やツナに由来するたんぱく質を含みます。
講師への質問
- スライサーがないときはどうすればいいですか
- 斜め薄切りにしてから細切りで構いません。太さを3mmにそろえることのほうが、道具より大事です。
- 弁当に入れるときはどうすればいいですか
- 卵に完全に火が通っていることを確かめ、汁気を飛ばしてから詰めてください。冷ましてから蓋をします。
- にんじんの甘みをもっと出したいときはどうすればいいですか
- 炒める時間を1分延ばしてください。色が濃くなり縁が少し透けたところが、甘みの出る合図です。