欧風カレー|レシピと作り方のコツ
時間をかけた玉ねぎの甘みと、深い色合いが持ち味です。欧風カレーは、あめ色玉ねぎとブラウンのルウ、そして肉のうま味を重ねて作ります。家庭の鍋でできる手順をお伝えします。
先生の一言
- 玉ねぎが焦げる → 中火を保ち、色付き始めたら水大さじ1を加えて木べらでこそげます。
- 肉が固い → 弱火でふつふつする程度を50分保ちます。強火だと縮みます。
- とろみが足りない → ルウを煮汁でのばしてから戻し、弱火で15分煮ます。粉を直接入れるとだまになります。
90分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 牛肩肉(角切り)500g2cm角に切り、塩こしょうを振る
- 玉ねぎ3個(600g)繊維を断つように薄切り
- にんじん1本(150g)皮をむいてすりおろす
- にんにく2かけ芯を取ってみじん切り
- しょうが20g皮をこそげてみじん切り
- バター30g炒め油に使う
- サラダ油大さじ1バターの焦げ防止に足す
- 薄力粉大さじ4ルウ用に弱火でからいりする
- カレー粉大さじ2ルウ用
- 赤ワイン100ml煮立ててアルコールを飛ばす
- 水800ml煮込み用
- りんご1/2個皮をむいてすりおろす
- しょうゆ大さじ1隠し味に最後に加える
- 塩小さじ1と1/2味を見ながら調える
作り方
厚手の鍋にバターと油を溶かし、玉ねぎを中火で30分あめ色に炒めます。
理由: 焦げ付いたら水大さじ1でこそげて混ぜます。
にんにく、しょうが、すりおろしたにんじんとりんごを加え、弱火で5分炒めます。
理由: 甘みととろみの土台になります。
別のフライパンで牛肉の表面に強火で焼き色を付け、鍋に移します。
理由: 焼き色がこくの元になります。
赤ワインを注いで2分煮立て、水を加えて弱火で50分煮ます。
理由: 酸味を飛ばしてから水を足すと角が取れます。
小鍋で薄力粉を弱火3分からいりし、カレー粉を混ぜて煮汁でのばします。
理由: からいると粉臭さが抜けます。
ルウを鍋に戻して弱火で15分煮て、しょうゆと塩で味を調えます。
理由: 混ぜ続けないと鍋底が焦げます。
火を止めて10分休ませてから盛り付けます。
理由: 休ませると味が落ち着きます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 3日が目安です。翌日のほうが味がなじみます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1食分ずつ平らにして3週間。じゃがいもは入れずに凍らせます。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で焦がさないように、または600Wで3分が目安です。 |
アレンジ
- 牛肉を鶏もも肉に替えて煮込み時間を30分に
- 仕上げに生クリーム大さじ2でまろやかに
- デミグラス風に味を寄せてシチュー仕立てに
牛肉のたんぱく質と野菜を煮込みでとれる一皿です。
講師への質問
- 玉ねぎを30分炒める時間がないときはどうすればいいですか
- 薄切りにして電子レンジ600Wで6分加熱してから炒めると、15分ほどに短縮できます。色付きは少し浅くなります。
- 市販のルウを使ってもいいですか
- 使えます。薄力粉とカレー粉を省き、表示の半量を目安に加えて、赤ワインとすりおろしりんごでこくを補ってください。