おはぎ|レシピと作り方のコツ
半分つぶした米を餡で包む、手のひらの中で作れる菓子です。おはぎは彼岸の供え物として作られてきましたが、材料はごく簡単。もち米とうるち米の割合と、半殺しの加減を押さえたおはぎの作り方です。
先生の一言
- 米が硬くなった → もち米だけで炊いています。うるち米を1/4混ぜ、水を気持ち少なめにして炊いてください。
- 餡がうまく包めない → 手の温度で緩んでいます。ラップの上に餡を広げてから包むと、形がきれいに決まります。
- 衣が湿った → まぶすのが早すぎます。きな粉やごまは、食べる直前にまぶしてください。
80分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- もち米1.5合洗って30分浸水させます
- うるち米0.5合もち米と一緒に浸水します。粘りが強すぎないようにする役です
- 水米と同量炊飯器の目盛りより気持ち少なめにします
- 塩小さじ1/3炊くときに加えると餡の甘さが立ちます
- つぶ餡400g市販でも手作りでも。1個あたり約35gが目安です
- きな粉40g砂糖と塩を混ぜておきます
- 砂糖(きな粉用)20gきな粉の半量が目安です
- 黒すりごま30g砂糖と混ぜて衣にします
- 砂糖(ごま用)15g好みで加減します
作り方
もち米とうるち米を合わせて洗い、30分浸水させて塩を加えて炊きます。
理由: うるち米を混ぜると、時間が経っても硬くなりにくくなります。
炊き上がったら10分蒸らし、熱いうちにすりこぎで半分つぶします。
理由: 米粒が半分残る状態が目当てです。つぶしすぎると餅になります。
12等分して丸め、乾かないよう濡れ布巾をかけておきます。
理由: 熱いうちに丸めます。冷めると形がまとまりません。
餡を12等分し、8個分は薄く広げ、4個分は丸めておきます。
理由: 外側に餡を巻く分と、中に入れる分を先に分けておくと作業が早く進みます。
ラップに餡を広げてご飯玉をのせ、ラップごと包んで形を整えます。
理由: 手に直接触れないので、餡がべたつかず均一に包めます。
きな粉と砂糖、ごまと砂糖をそれぞれ混ぜ、中に餡を入れたご飯玉にまぶします。
理由: 衣をかけるものは中に餡を入れます。甘さの位置を入れ替える仕組みです。
器に並べ、乾かないようラップをかけて置きます。
理由: 作った日のうちが最もおいしく、翌日は硬くなります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵は米が硬くなるので向きません。涼しい場所でラップをかけ、当日中に食べ切ります。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1個ずつラップで包み冷凍で約2週間。衣は解凍後にまぶします。 |
| 温め直し | 冷凍したものは常温で2時間おくか、電子レンジ600Wで40秒。温めすぎると餡が煮立ちます。 |
アレンジ
- こし餡で包むと口当たりがなめらかになります。
- 青のりや刻んだ塩漬けの葉を衣にすると、甘さの中に塩気が入ります。
- 中の餡を栗の甘露煮に替えると、秋らしい一品になります。
米と小豆、砂糖が主体の菓子です。
講師への質問
- 半殺しの加減はどうすればいいですか
- 米粒の形が半分残るところまでです。すりこぎで10回ほど押しつぶし、粒が見えるうちに手を止めてください。つぶしすぎると餅になります。
- おはぎとぼたもちの違いは何ですか
- 呼び名が季節で変わるという説が広く知られています。秋の萩にちなんでおはぎ、春の牡丹にちなんでぼたもち。作り方は基本的に同じです。
- 餡を作るところからやるときはどうすればいいですか
- 乾燥小豆200gを渋切りしてから弱火で50分煮て、柔らかくなってから砂糖160gを2回に分けて加えます。最後に塩ひとつまみで締めます。