おいなりさん|レシピと作り方のコツ
おいなりさんは、甘辛い油揚げと酢飯の相性が決め手です。油揚げを煮含めて冷まし、味の入ったところに酢飯を詰めるレシピを、行事にも普段にも使える分量でご案内します。
先生の一言
- 油揚げが破れる → 切る前に菜箸を転がして内側をはがす。無理に開くと角から裂けます。
- 味が薄い → 煮汁を煮詰めるのではなく、火を止めて30分置く。冷める過程で染み込みます。
- 酢飯がべたつく → 米を少しかために炊き、合わせ酢は炊きたてに一度で回しかけます。
50分調理時間の目安
4人分(12個)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(12個))
- 油揚げ6枚半分に切って袋状に開く
- 米2合(300g)少しかために炊く
- だし汁300ml昆布でとったもの
- 砂糖大さじ4好みで大さじ3まで減らせます
- 醤油大さじ3半量を仕上げに加える
- みりん大さじ2煮立ててから使う
- 米酢大さじ3砂糖と塩を溶かしておく
- 砂糖(合わせ酢用)大さじ2酢に完全に溶かす
- 塩小さじ1/2合わせ酢用
- 白ごま大さじ1軽く炒って指でひねる
作り方
油揚げに菜箸を転がしてから半分に切り、袋状に開きます。
理由: 転がすと内側がはがれて破れにくくなります。
熱湯で2分ゆで、ざるに上げて水気を押さえます。
理由: 油抜きをすると煮汁がよく染みます。
だし汁、砂糖、みりん、醤油大さじ2で中火6分煮ます。
理由: 甘みを先に入れると全体に回ります。
残りの醤油を加え、弱火で8分、煮汁が3分の1になるまで煮ます。
理由: 煮詰めすぎると油揚げが固くなります。
火を止めて30分冷まし、味を含ませます。
理由: 冷める間に味が入るので、この時間が要です。
炊いた米に合わせ酢を回しかけ、切るように混ぜて白ごまを加えます。
理由: 熱いうちに混ぜると酢がなじみます。
油揚げの汁を軽く絞り、酢飯を12等分して俵形に詰めます。
理由: 詰めすぎないほうが口当たりが軽くなります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で翌日まで。乾かないよう包み、食べる30分前に室温に戻します。 |
|---|---|
| 冷凍 | 煮た油揚げだけなら煮汁ごと冷凍3週間目安。 |
| 温め直し | 冷たいままいただけます。温めるなら電子レンジ600Wで30秒までに。 |
アレンジ
- 刻んだ紅しょうがを酢飯に混ぜます。
- ゆかりや白ごまで彩りを変えます。
- にんじんとしいたけの煮物を混ぜて五目酢飯にします。
油揚げは大豆由来のたんぱく質と脂質を含みます。
講師への質問
- 前の日に準備しておくときはどうすればいいですか
- 油揚げを煮汁ごと冷蔵し、当日に酢飯を作って詰めてください。一晩置いたほうが味が入り、扱いも楽になります。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- 煮汁の砂糖を大さじ3に減らし、みりんはそのままにします。減らしすぎるとつやが出ないので大さじ2までに。
- 三角の形にするときはどうすればいいですか
- 油揚げを対角線で半分に切り、袋状に開いて詰めます。詰める量は俵形より少なめのほうが形よく仕上がります。