おいしいカレー|レシピと作り方のコツ
玉ねぎをじっくり炒めるだけで、家の鍋は見違えます。おいしいカレーの作り方を、教室でいちばん質問の多い火加減と煮込み時間に絞ってお伝えします。ルウは火を止めてから溶かすのが要です。
先生の一言
- ルウがダマになった → 火を止めて溶かし直し、残るなら煮汁を少量別皿に取って溶いてから鍋に戻します。
- 味がぼやける → 塩を足す前にしょうゆ小さじ1とソース小さじ1を加え、弱火で5分煮て輪郭を出します。
- じゃがいもが崩れる → 面取りをして、ルウを入れる前に必ず火を弱め、混ぜるのは鍋底だけにします。
60分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 鶏もも肉300g一口大に切り、余分な脂と筋を除きます
- 玉ねぎ400g(中2個)繊維を断つ向きに薄切りにします
- にんじん150g乱切りにして面を大きく取ります
- じゃがいも300g3cm角に切り、面取りして水にさらします
- おろしにんにく小さじ1焦げやすいので弱火で使います
- おろししょうが小さじ1香りづけに炒めの最後で加えます
- サラダ油大さじ1と1/2玉ねぎを炒める分を先に確保します
- 水700ml具がかぶる量が目安です
- カレールウ100g包丁で刻んでおくと溶け残りが出ません
- ウスターソース大さじ1仕上げのコク出しに使います
- しょうゆ小さじ2味の輪郭を締めます
- 塩小さじ1/4味を見てから足します
作り方
厚手の鍋に油大さじ1を熱し、玉ねぎを中火で15分、色づくまで炒めます。
理由: 甘みと香ばしさはこの一手でほぼ決まります。
にんにくとしょうがを弱火で30秒炒め、鶏肉を加え中火で3分、表面を白くします。
理由: 先に表面を固めると煮崩れと肉のにおいを抑えられます。
にんじんとじゃがいもを入れ、残りの油をからめて中火で2分炒めます。
理由: 油をまとわせた具は煮ても角が崩れにくくなります。
水700mlを注ぎ、煮立ったらアクを取って弱火で20分煮ます。
理由: 沸かし続けると具が鍋の中で踊って崩れます。
竹串がすっと通ったらいったん火を止め、刻んだルウを加えて溶かします。
理由: 沸騰したまま入れるとダマとざらつきが残ります。
再び弱火にかけ、混ぜながら10分煮て、ソースとしょうゆで味を調えます。
理由: とろみは冷めると強まるので少しゆるめで止めます。
鶏肉の中心まで火が通ったのを確かめ、火を止めて10分置きます。
理由: 置く間に味が具の内側まで入ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取って保存容器に移し、冷蔵で2〜3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | じゃがいもを取り除いて小分けにすれば、冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で7分、時々混ぜて中心まで熱くします。固ければ水50mlを足します。 |
アレンジ
- 牛切り落とし250gに替え、赤ワイン50mlを水と一緒に入れると煮込み感が強くなります。
- 仕上げに牛乳50mlを加えると辛さが丸くなり、子どもや年配の方にも食べやすくなります。
- 残りをだし300mlでのばし、めんつゆ大さじ1を足せばカレーうどんの汁になります。
たんぱく質と食物繊維を含みます。全体のエネルギーはご飯の量で大きく変わります。
講師への質問
- 玉ねぎはどのくらい炒めればいいですか
- 中火で15分、全体が薄い茶色になるまでが目安です。焦げそうなら水大さじ1を落として温度を下げてください。
- ルウを入れたあとに焦げつくのはどうすればいいですか
- 火が強すぎます。弱火にして木べらで鍋底をこすりながら混ぜ、10分以内で仕上げてください。
- 辛さを抑えたいときはどうすればいいですか
- 甘口のルウに替えるか、仕上げに牛乳50mlを加えます。味がぼやけたらしょうゆ小さじ1で締めます。