おからの煮物|レシピと作り方のコツ
ぱさつかずしっとり仕上がる、おからの煮物のこしらえ方です。にんじんとひじき、油揚げを合わせ、だしをたっぷり吸わせてから弱火でゆっくり練り上げていきます。
先生の一言
- ぱさついて口の中でまとまらない → だしが足りません。温めただしを大さじ2ずつ足し、そのつど弱火で1分なじませてください。
- べたついて重い仕上がりになった → 乾煎りを飛ばしています。おからを入れた直後に3分炒め、水分を抜いてから汁を加えます。
- 底が焦げて苦みが出た → 火が強すぎます。だしを加えた後は弱めの中火までにし、木べらで底を絶えず返してください。
30分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 生おから200gほぐしてかたまりをなくしておきます
- にんじん60g3cm長さのせん切りにします
- 干ししいたけ2枚水で戻して薄切り、戻し汁は取っておきます
- 油揚げ1枚熱湯を回しかけて油抜きし、細切りにします
- 芽ひじき5g水で15分戻して水気を切ります
- 長ねぎ1/2本小口切りにして仕上げ用に取り分けます
- ごま油大さじ1香りづけと口当たりのために使います
- だし350mlしいたけの戻し汁を合わせて量を調えます
- 砂糖大さじ1.5先に加えて甘みの下地を作ります
- しょうゆ大さじ2香りを残すため後半に入れます
- みりん大さじ1つやと丸みを出します
作り方
フライパンにごま油を熱し、にんじんとしいたけを中火で2分炒めます。
理由: 野菜に先に油をまとわせると、後から入るおからが油を吸いすぎません。
油揚げとひじきを加え、中火でさらに1分炒め合わせます。
理由: 具の水気をここで飛ばしておくと、味がぼやけません。
おからを入れ、中火で3分ほど木べらで返しながら乾煎りします。
理由: 水分を先に飛ばした分だけ、だしをよく吸ってくれるからです。
だしと砂糖を加え、弱めの中火で5分、混ぜながら煮ます。
理由: 砂糖を先に入れることで、甘みが芯まで行き渡ります。
しょうゆとみりんを回し入れ、弱火で5分、底を返しながら水分を含ませます。
理由: 弱火にするのは、強火だと底が焦げて苦みが出るためです。
火を止めてねぎを混ぜ、蓋をして5分置いてから器に盛ります。
理由: 余熱で全体がなじみ、しっとり感が落ち着きます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取って密閉容器に入れ、冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして平らにならし、冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷蔵なら電子レンジで1分半、冷凍は冷蔵で解凍してから温めます。 |
アレンジ
- 鶏ひき肉80gを最初に加えて中心まで火を通すと、主菜寄りになります。
- だしの半量を豆乳に替えると、口当たりがまろやかになります。
- 仕上げに炒りごまを大さじ1混ぜると、香ばしさが立ちます。
食物繊維と植物性たんぱく質を含み、油揚げの分の脂質も加わります。
講師への質問
- 乾燥おからしか手に入らないときはどうすればいいですか
- 乾燥おから50gに水250mlを含ませて10分置き、生おから200g分として使ってください。だしはやや少なめから調整します。
- 冷めたあと固くなったときはどうすればいいですか
- だしか水を大さじ1加え、電子レンジで1分温めてから混ぜてください。汁気が戻り、ほぐれた状態に近づきます。
- 作り置きとして持たせたいときはどうすればいいですか
- しょうゆを大さじ半分増やし、水分をしっかり飛ばしてください。清潔な箸で取り分ければ冷蔵で3日は持ちます。