オレンジピールチョコ|レシピと作り方のコツ
皮を捨てずに菓子へ変える、昔ながらの知恵の一つです。オレンジピールチョコは、砂糖で煮た皮をチョコレートにくぐらせたもので、日もちがして贈り物にも向きます。
先生の一言
- 苦い → ゆでこぼしが2回以下です。3回は必ず行ってください。
- 皮が固い → 砂糖を早く入れすぎています。3回に分けて加えます。
- チョコレートが白くなる → 温度管理の不足です。溶かしたあと31度前後に下げてから使います。
120分調理時間の目安
4人分(約24本)分量
手間あり難しさ
材料(4人分(約24本))
- オレンジの皮3個分(約250g)よく洗い、縦に8等分して果肉から外します
- グラニュー糖180g皮の重さの7割が目安。3回に分けて加えます
- 水300mlシロップ用
- 塩小さじ1/4下ゆで用
- レモン汁小さじ2煮上がりの色をきれいに保ちます
- 製菓用チョコレート150gカカオ55〜60%を細かく刻みます
- グラニュー糖大さじ2仕上げにまぶす分。省いても構いません
作り方
皮を7mm幅に切り、たっぷりの水から中火で10分ゆでてこぼします。
理由: ゆでこぼしが苦みを抜く工程で、ここを省くと食べにくくなります。
同じ作業をもう2回、計3回くり返します。
理由: 回数を重ねるほど苦みが抜け、砂糖が入りやすくなります。
鍋に水と砂糖の1/3を入れ、皮を加えて弱火で20分煮ます。
理由: 一度に砂糖を入れると皮が縮んで固くなります。
残りの砂糖を2回に分けて加え、さらに40分、透きとおるまで煮ます。
理由: 弱火を保つと、皮の形がくずれません。
レモン汁を加えて火を止め、網に並べて半日乾かします。
理由: 表面が乾くと、チョコレートがきれいに付きます。
チョコレートを50度の湯せんで溶かし、31度前後まで下げます。
理由: 温度を下げてから使うと、固まったときにつやが出ます。
皮の半分をチョコレートに浸し、網の上で20分固めます。
理由: 半分だけ浸すと、果皮の色との対比が美しくなります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で2週間が目安。乾燥剤とともに密閉します。 |
|---|---|
| 冷凍 | チョコレートを付ける前の状態なら冷凍で2か月が目安です。 |
| 温め直し | 温めずにいただきます。冷蔵から出して10分置くと香りが立ちます。 |
アレンジ
- チョコレートを付けず、砂糖をまぶすだけでも菓子になります。
- 刻んで焼き菓子の生地に混ぜると、香りが移ります。
- グレープフルーツの皮でも同じ手順で作れます。
砂糖とチョコレートから糖質と脂質を含みます。
講師への質問
- 皮はどんなものを使えばいいですか
- 厚みのあるものが向きます。表面のつやを出すためのワックスが気になる場合は、湯でよく洗ってからお使いください。
- 乾かす時間が取れないときはどうすればいいですか
- 100度のオーブンで20分ほど乾かせば代用できます。表面を触ってべたつかなくなれば十分です。
- シロップが余ったらどうすればいいですか
- 炭酸水で割ったり、紅茶に落としたりして使えます。香りが強いので、少量から試してください。