パエリア|レシピと作り方のコツ
魚介のだしを吸った米を、フライパンごと食卓へ運びます。パエリアは見た目ほど難しくなく、米を洗わずに炒めて平らに広げるところが作り方の中心で、底のおこげまで楽しめます。
先生の一言
- 芯が残る → 最初の10分は中火を保ち、途中でふたを開けないでください。
- べたつく → 米は洗わずに炒め、水の量を500mlより増やさないようにします。
- おこげができない → 最後の2分だけ強火にし、パチパチと音がしたら火を止めます。
50分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 米2合(360ml)洗わずに使う
- あさり300g砂抜きして殻をこすり洗い
- えび8尾背わたを取り、殻に切り込みを入れる
- 鶏もも肉200g3cm角に切る
- 玉ねぎ1/2個(約100g)みじん切り
- にんにく2かけ(約12g)みじん切り
- パプリカ1個(約150g)細長く切る
- トマト1個(約150g)皮をむいてざく切り
- 水500mlスープの素を溶かす
- 洋風スープの素小さじ2顆粒のもの
- サフランひとつまみ湯大さじ2に10分浸す
- オリーブ油大さじ3
- 塩小さじ1
- レモン1/2個くし形に切って添える
作り方
フライパンにオリーブ油を熱し、えびと鶏肉を中火で5分焼いて取り出します。
理由: 先に焼いて香りを油に移します。
同じ油でにんにくと玉ねぎを弱火で3分、トマトを加えて2分炒めます。
理由: 水分を飛ばすと味が濃くなります。
洗っていない米を加え、中火で3分、粒が透き通るまで炒めます。
理由: 油をまとわせると芯まで火が通ります。
スープとサフランの浸し汁、塩を加え、米を平らにならします。
理由: ここから先は混ぜないのが決まりです。
煮立ったら鶏肉とあさりを戻し、中火で10分、弱火で8分炊きます。
理由: 強い火のあと弱火にすると芯が残りません。
えびとパプリカを並べ、ふたをして弱火で5分蒸します。
理由: 後半にのせると色が鮮やかに残ります。
火を止めて5分蒸らし、レモンを添えて鍋のまま出します。
理由: 蒸らしで水分が全体に行き渡ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で2日が目安です。魚介は当日中がおすすめです。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1食分ずつ包んで冷凍で2週間。 |
| 温め直し | 600Wで3分。フライパンで温め直すとおこげが戻ります。 |
アレンジ
- 魚介を省き、鶏肉と野菜だけにすると作りやすくなります。
- サフランがなければターメリック小さじ1/3で色を出せます。香りは変わります。
- いかを加えると、うまみが濃くなります。中心まで火を通してください。
米に魚介と鶏肉、野菜が加わった、これ一皿で整う献立です。
講師への質問
- パエリア鍋がないときはどうすればいいですか
- 底の広い浅めのフライパンで代用できます。米が薄く広がるほど火の通りが均一になるので、直径26cm以上のものをお使いください。
- サフランがないときはどうすればいいですか
- ターメリック小さじ1/3で色はつきます。香りは別ものになりますので、その分にんにくとトマトをしっかり炒めて補ってください。
- あさりの砂抜きはどうすればいいですか
- 海水程度の塩水に浸し、新聞紙をかぶせて冷暗所に2時間置いてください。使う前に殻同士をこすり合わせて洗います。