パイナップルケーキ|レシピと作り方のコツ
ほろりと崩れる生地と、酸味の効いた餡が合わさるのがパイナップルケーキです。缶詰のパイナップルから餡を煮るところから、型に詰めて焼き上げるまでの作り方をご案内します。
先生の一言
- 餡がゆるくてはみ出す → 煮詰めが足りません。鍋を傾けて汁が流れない硬さまで煮てください。
- 生地がひび割れて包めない → バターが冷たすぎます。室温に20分置き、指で押せる硬さにしてから使います。
- 焼き色がつかない → オーブンの予熱不足です。10分しっかり予熱し、最後の5分だけ180度に上げます。
100分調理時間の目安
4人分(約12個)分量
手間あり難しさ
材料(4人分(約12個))
- パイナップル(缶詰)正味400g汁気を切ってみじん切りにします
- グラニュー糖(餡用)60g
- レモン汁小さじ2餡用。酸味を補います
- 水あめ大さじ1餡のまとまりを出します
- 無塩バター100g室温でやわらかくします
- 粉砂糖40g生地用
- 卵黄1個分室温に戻します
- 薄力粉150gふるっておきます
- アーモンドプードル30gふるって粒をほぐします
- 粉チーズ15gこくと塩気が出ます
- 塩ひとつまみ
- コーンスターチ小さじ1生地の口どけをよくします
作り方
刻んだパイナップルと砂糖、レモン汁を鍋に入れ、中火で5分、汁が出るまで煮ます。
理由: 先に中火で水分を引き出すと、あとの煮詰めが早く済みます。
弱火に落として20〜25分、混ぜながら煮詰め、水あめを加えて鍋底が見える硬さにします。
理由: ゆるいと焼いたときに生地からしみ出します。しっかり煮詰めてください。
餡をバットに広げて冷まし、12等分して丸め、冷蔵庫で20分冷やします。
理由: 冷やして固めると、生地で包むときに形が崩れません。
バターと粉砂糖をすり混ぜ、卵黄を加え、粉類と粉チーズ、塩を合わせてひとまとめにします。
理由: 練らずにまとめるのは、粘りが出て硬くなるのを防ぐためです。
生地を12等分して手のひらで丸くのばし、餡を包んで四角い型に詰めて平らにします。
理由: 型がなければ丸めて上から押さえ、厚み2cmに整えれば同じように焼けます。
170度に温めたオーブンで15分焼き、裏返してさらに10分、全体に薄い焼き色がつくまで焼きます。
理由: 裏返すのは底面まで均一に火を入れるためです。
型に入れたまま10分おいてから外し、網の上で完全に冷まします。
理由: 熱いうちに外すと、崩れやすい生地が割れてしまいます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 1個ずつ包んで密閉容器に入れ、冷蔵で1週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍用袋に入れて1か月ほど保存できます。 |
| 温め直し | 室温に30分戻すか、150度のオーブンで5分温めると生地の香りが戻ります。 |
アレンジ
- 餡の3割をりんごに替えると、酸味がやわらぎ食べやすくなります。
- 生地に黒こしょうを少々加えると、後味が引き締まります。
- 型を使わず棒状に成形して切り分けると、手間が半分になります。
バターと砂糖を多く使う焼き菓子ですので、1回に1個を目安にどうぞ。
講師への質問
- 生のパイナップルで作るにはどうすればいいですか
- 芯を除いて刻み、砂糖を10g増やして同じように煮てください。水分が多いので煮詰め時間は5分ほど延びます。
- 専用の型がないときはどうすればいいですか
- 丸めて上から押さえ、厚さ2cmに整えれば十分です。天板の上に間隔をあけて並べてください。
- 手みやげにするにはどうすればいいですか
- 完全に冷ましてから1個ずつ包んでください。冷めないうちに包むと湿気で生地がしめります。