パンドーロ|レシピと作り方のコツ
バターと卵をたっぷり含んだ生地が、粉砂糖をまとって星形に立ち上がります。パンドーロはイタリアの冬の菓子パンです。発酵に時間はかかりますが手順は素直で、家庭のオーブンでも十分に焼き上がります。
先生の一言
- 生地がべたついて台につく → 粉を足さず、カードで折りたたむ作業を5分続けるとまとまります。
- 膨らみが弱い → 発酵場所が20度を下回っています。40度の湯を張った容器に入れ、時間を1.5倍に延ばしてください。
- 焼き上がりの中心が生っぽい → 温度を160度に下げて10分追加し、竹串に生地がつかなくなるまで焼きます。
300分調理時間の目安
4人分分量
手間あり難しさ
材料(4人分)
- 強力粉250gふるっておく
- グラニュー糖60g生地に混ぜる分
- 卵2個(正味100g)常温に戻して溶く
- 卵黄1個分常温に戻す
- 無塩バター100g1cm角に切って室温でやわらかく
- 牛乳大さじ3人肌に温める
- ドライイースト小さじ1(3g)温めた牛乳に振り入れる
- 塩小さじ1/3イーストと離して加える
- バニラオイル2〜3滴香りづけ、なくても可
- 粉砂糖大さじ2仕上げに茶こしでふる
- 型用バター10g型の溝まで薄く塗る
作り方
人肌に温めた牛乳にイーストと砂糖ひとつまみを溶かし、10分置いて泡立たせます。
理由: 泡が立てばイーストが元気な証拠で、発酵の失敗を先に防げます。
粉、砂糖、塩、卵、卵黄を混ぜ、なめらかになるまで10分ほどこねます。
理由: 先に生地の骨格を作ると、後からバターが入っても切れません。
やわらかいバターを3回に分けて練り込み、つやが出るまでさらに8分こねます。
理由: 一度に入れると生地が滑って混ざらないため、分けて入れます。
28度前後の場所で、2倍になるまで90分ほど一次発酵させます。
理由: 温度が低い日は湯を張ったボウルの上に置くと安定します。
ガス抜きして丸め、バターを塗った星形の型に入れ、60〜80分二次発酵させます。
理由: 型の縁の少し下まで膨らんでから焼くと、山が高く出ます。
170度に予熱したオーブンで35〜40分、中心まで火が通るまで焼きます。
理由: 表面が濃くなったら途中でアルミ箔をかぶせ、焦げを止めます。
型のまま10分置いてから外し、完全に冷めてから粉砂糖をふります。
理由: 熱いうちにふると砂糖が溶けて消えてしまいます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 乾燥を防いで袋に入れ、常温で3日、冷蔵なら4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けて1切れずつ包み、冷凍で3週間ほど保ちます。 |
| 温め直し | 常温で30分戻し、トースターで2分温めるとバターの香りが戻ります。 |
アレンジ
- 粉砂糖の代わりにココアを混ぜてふる
- 生地にオレンジピールを50g混ぜ込む
- 薄く切って卵液に浸し、フレンチトーストにする
バターと卵を多く使うため、脂質と糖質を含みます。
講師への質問
- 星形の型がないときはどうすればいいですか
- 直径15cmの丸型やシフォン型で代用できます。型の高さが低い分、焼き時間を5分ほど短くしてください。
- こね時間が長くて手が疲れるときはどうすればいいですか
- 10分こねて15分休ませ、また5分こねる方法に替えてください。休ませる間に生地がつながり、こねる総量が減ります。
- 粉砂糖がすぐ溶けてしまうときはどうすればいいですか
- 完全に冷ましてから、食べる直前にふってください。溶けにくい仕上げ用の粉砂糖を使う手もあります。