ピタパン|レシピと作り方のコツ
焼いた瞬間にぷうっとふくらみ、中に袋ができる様子が楽しい生地です。ピタパンは材料が四つだけで、好きな具を詰められるので、家族それぞれの好みに合わせやすいパンです。
先生の一言
- ふくらまず平たいまま → オーブンの温度が低いためです。天板ごと250度に予熱し、生地は必ず熱い天板にのせてください。
- 生地が縮んでのばせない → 休ませ不足です。丸めたあと15分置いてから麺棒を当ててください。
- 硬くごわつく → こね不足か焼きすぎです。10分しっかりこね、焼き時間は5分を上限にしてください。
90分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 強力粉200g計量後にふるっておく
- 薄力粉50g口当たりを軽くする役
- ドライイースト4gぬるま湯に溶かす
- ぬるま湯150ml35度前後。熱すぎるとイーストが働かない
- 砂糖小さじ2イーストの働きを助ける
- 塩小さじ3/4イーストと直接触れないよう粉に混ぜる
- オリーブ油大さじ1生地をなめらかにする
- 打ち粉用の強力粉適量台と麺棒に薄くふる
作り方
ぬるま湯150mlに砂糖とイーストを溶かし、5分置いて表面が泡立つのを待ちます。
理由: 泡立たないときはイーストが働いていません。新しいものに替えます。
粉と塩を混ぜたボウルにイースト液とオリーブ油を注ぎ、2分でひとまとめにします。
理由: 塩を粉に先に混ぜておくと、イーストの働きを妨げません。
台に出して10分こね、表面がなめらかで指で押すと戻る状態にします。
理由: こねが足りないとふくらみません。手のひらの付け根で押し出すように。
ボウルに入れてラップをし、35度前後で40分、倍の大きさになるまで発酵させます。
理由: 指で穴をあけて戻らなければ発酵完了の合図です。
8等分して丸め、15分休ませてから直径15cm・厚さ4mmに麺棒でのばします。
理由: 休ませると生地がゆるみ、のばしても縮まなくなります。
天板ごと250度に予熱し、生地をのせて4〜5分、ふくらんだら焼き上がりです。
理由: 高温の天板に触れた瞬間の蒸気が、中に袋を作ります。
焼けたらすぐ布巾をかけて5分置き、粗熱を取ってから半分に切ります。
理由: 布巾をかけると乾燥を防ぎ、しなやかなまま保てます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 1枚ずつ包んで冷蔵で3日が目安です。乾燥すると割れるので密閉してください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いたものを1枚ずつ包んで冷凍で1か月。凍ったままトースターで3分温められます。 |
| 温め直し | 霧吹きで軽く水をかけ、トースターで2〜3分。ふんわりした食感が戻ります。 |
アレンジ
- 全粒粉入り:強力粉の50gを全粒粉に替えると、香ばしさが増します。
- フライパン焼き:厚手のフライパンを強めの中火で熱し、片面2分ずつ焼いてもふくらみます。
- サンド具材:中心まで火を通した鶏肉と野菜、水切りヨーグルトのソースがよく合います。
小麦粉が主体のパンです。具材で野菜を足すと献立が整います。
講師への質問
- 袋が開かなかったときはどうすればいいですか
- そのまま平たいパンとして使えます。次回は天板を250度で15分以上予熱し、生地の厚みを4mmに揃えてください。
- こねる時間を短くしたいときはどうすればいいですか
- こねずに30分休ませ、三つ折りを3回繰り返す方法があります。時間はかかりますが腕は疲れません。
- 中に詰める具は何がいいですか
- 中心まで火を通した鶏肉やひき肉、レタス、トマト、きゅうりが定番です。ソースは水切りヨーグルトが合います。