ポークジンジャー|レシピと作り方のコツ
洋食屋の匂いを家の台所に呼び込んでくれる一皿がポークジンジャーです。しょうが焼きより厚い豚肉を使い、ソースをフライパンで作って絡めるのが違いになります。焼き縮みを抑え、中心までしっかり火を通す手順でご案内します。
先生の一言
- 肉が固くなった → 焼きすぎです。厚さ1cmなら片面3分と蒸し焼き4分で十分火が通ります。
- 肉が反り返った → 脂身と赤身の境の切り込みが足りません。3か所以上、筋を断つように入れてください。
- ソースがさらさらで絡まない → 煮詰めが足りません。玉ねぎのすりおろしを入れ、中火で2分煮てとろみを出します。
25分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- 豚ロース肉3枚(1枚120g、厚さ1cm)脂身と赤身の境に3か所切り込みを入れます
- 塩小さじ1/3焼く10分前にふります
- こしょう少々両面に軽く
- 薄力粉大さじ1薄くはたきます。余分は落とします
- しょうが20g皮ごとすりおろします
- 玉ねぎ100gすりおろします。ソースのとろみになります
- しょうゆ大さじ2ソース用
- みりん大さじ2ソース用
- 酒大さじ2ソース用
- 砂糖小さじ1照りを出します
- バター10g仕上げに加えます
- サラダ油大さじ1焼き用
- キャベツ150g千切りにして水にさらします
作り方
豚肉の脂身と赤身の境に切り込みを入れ、塩こしょうして10分置きます。
理由: 切り込みが焼き縮みと反り返りを防ぎます。
しょうがと玉ねぎをすりおろし、調味料と合わせておきます。
理由: 先に作っておくと、焼き上がりに慌てません。
肉の水気を拭き、薄力粉を薄くはたきます。
理由: 粉がソースを吸ってよく絡み、肉汁も逃げにくくなります。
油を熱し、中火で片面3分焼いて色をつけ、裏返します。
理由: 最初は動かさないこと。触ると焼き色がつきません。
弱火に落として蓋をし、4分蒸し焼きにします。
理由: 厚みがあるので、中心まで確実に火を通す時間が要ります。
肉を取り出し、合わせたソースを入れて中火で2分煮詰めます。
理由: 肉汁の残ったフライパンで作るとこくが出ます。
火を止めてバターを溶かし、肉を戻して絡め、キャベツを添えます。
理由: バターは火を止めてから。分離せず、つやが出ます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器で冷蔵2日が目安です。ソースごと保存すると乾きません。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いてソースを絡めた状態で3週間冷凍できます。 |
| 温め直し | 冷蔵庫で解凍し、フライパンに大さじ1の水を足して弱火で3分温め直します。 |
アレンジ
- すりおろしりんご大さじ2を加えると、甘みのあるやわらかい味になります。
- 仕上げに粒マスタードを小さじ1加えると洋食らしさが増します。
- 豚こま切れ肉で作れば時短版になり、平日の夕食に向きます。
豚肉のたんぱく質とキャベツの食物繊維を含みます。一人分は肉120gが目安です。
講師への質問
- 肉が固くならないようにするにはどうすればいいですか
- 焼く前に室温へ十分置き、強火で長く焼かないことです。表面に色をつけたら弱火の蒸し焼きに切り替え、中心まで通ったらすぐ取り出してください。
- 中まで火が通ったかはどう確かめればいいですか
- いちばん厚いところに竹串を刺し、透き通った肉汁が出れば大丈夫です。赤みがかった汁が出るなら、蓋をして弱火で2分追加してください。
- しょうが焼きとの違いはどうすればいいですか
- 厚めの一枚肉を焼き、取り出した後のフライパンでソースを作って絡めるのがポークジンジャーです。薄切り肉をたれごと炒めるのがしょうが焼きになります。