ラスク|レシピと作り方のコツ
かたくなったパンが、香ばしいお茶うけに変わります。ラスクの作り方は二度焼きが要で、低い温度で水分を抜いてから仕上げると、時間がたってもさくさくのまま保てます。
先生の一言
- 焼いたのにしっとりしている → 一度目の乾燥が足りません。120度で5分ずつ足して、折ると折れる状態にします。
- 焦げて苦い → 二度目の温度が高すぎます。150度に落とし、様子を見て8分で取り出してください。
- 翌日に湿気てしまった → 完全に冷める前に容器へ入れています。10分置いて冷ましてから密閉します。
40分調理時間の目安
3人分(約24枚)分量
かんたん難しさ
材料(3人分(約24枚))
- 食パン3枚(8枚切り)耳ごと1.5cm幅の棒状に切る
- バター40g室温に戻してやわらかくする
- 砂糖大さじ2グラニュー糖なら口当たりが軽い
- 塩ひとつまみ甘みを引き締める
- グラニュー糖小さじ1仕上げにふる。粒が残って歯ざわりが出る
- シナモン少々好みで。砂糖に混ぜておく
- アーモンドスライス大さじ2好みで。二度目の焼きの前に散らす
作り方
食パンを1.5cm幅の棒状に切り、天板に間隔をあけて並べます。
理由: 間をあけると蒸気が抜け、内側まで乾きます。
120度に予熱したオーブンで15分焼き、水分を抜きます。
理由: 低温で乾かすのが一度目の役目。色をつけないのがこつです。
やわらかくしたバターに砂糖、塩、シナモンを混ぜ合わせます。
理由: 先に混ぜておくと、塗るときに砂糖が偏りません。
焼き上がったパンの片面に、混ぜたバターを薄く塗ります。
理由: 厚く塗ると溶けて天板に流れ、焦げのもとになります。
150度で10分焼き、うすいきつね色になったら取り出します。
理由: 二度目は色づけと香りづけ。焦げやすいので最後は目を離しません。
天板の上でそのまま10分冷まします。
理由: 冷めるときに固まって、さくっとした食感が出ます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵は湿気るので不向きです。密閉容器で常温1週間ほどが目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 密閉して冷凍で1か月ほど。凍ったまま食べても構いません。 |
| 温め直し | 湿気たら120度で5分焼き直すと、さくさくが戻ります。 |
アレンジ
- 砂糖を粉チーズと黒こしょうに替えると、塩味のつまみになります。
- きな粉と砂糖を1対1で混ぜてまぶすと、和の風味になります。
- バターの代わりにオリーブ油を塗り、乾燥ハーブをふるのもよく合います。
パンとバター、砂糖でできる菓子です。量は小皿に取り分けると加減しやすくなります。
講師への質問
- かたくなったパンでも作れますか、どうすればいいですか
- むしろ向いています。乾いている分だけ一度目の焼き時間を5分ほど短くして様子を見てください。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- 砂糖を大さじ1に減らし、塩をひとつまみ足してください。味がぼやけず、香ばしさが立ちます。
- 厚切りパンで作るときはどうすればいいですか
- 1.5cm角の棒状に切りそろえ、一度目の乾燥を20分に延ばしてください。内側まで乾かすのがこつです。