ラザニア|レシピと作り方のコツ
ラザニアは、平たいパスタでミートソースとホワイトソースを重ねて焼く、切り分けたときの層が美しい一皿です。ここではご家庭のオーブンで作れるラザニアのレシピを、失敗しにくい手順でご紹介します。
先生の一言
- 焼き上がりが水っぽい → ミートソースの煮詰めが足りません。へらで鍋底に線が残るまで15分以上煮てください。
- パスタが硬い部分が残る → ソースの量が不足しています。パスタが完全に隠れるようにソースを行き渡らせます。
- 表面だけ焦げて中がぬるい → 天板の位置が上すぎます。中段に移し、焦げそうならアルミ箔をかぶせて焼き続けます。
75分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- ラザニア用パスタ9枚(約180g)ゆで不要タイプなら袋の表示どおりに
- 合いびき肉350g冷蔵庫から出して10分置き、冷たすぎない状態に
- 玉ねぎ1個(200g)5mm角のみじん切り
- にんじん1/2本(80g)皮をむいて5mm角のみじん切り
- にんにく1片芯を取ってみじん切り
- トマト水煮缶1缶(400g)手でつぶしておく
- 赤ワインまたは水大さじ4煮詰めて酸味をとばす
- バター40gホワイトソース用。常温に戻す
- 小麦粉40g(大さじ4強)ふるっておくとダマになりにくい
- 牛乳500ml人肌に温めておく
- ピザ用チーズ120g仕上げ用に半分残す
- 塩小さじ1ソース2種に半量ずつ
- こしょう・ナツメグ各少々ホワイトソースの香りづけ
- オリーブ油大さじ1炒め用
作り方
オリーブ油でにんにく、玉ねぎ、にんじんを中火で7分炒め、しんなりさせます。
理由: 野菜の水分を先に抜くと、焼いたときに層がゆるみません。
ひき肉を加え中火で5分、赤い部分がなくなり中心までしっかり火が通るまで炒めます。
理由: 色が完全に変わるまで動かしすぎないと、肉のうまみが出ます。
ワインを加えて1分煮詰め、トマト水煮と塩小さじ1/2を入れ、弱めの中火で15分煮ます。
理由: へらで線を引いて跡が残る濃さが目安です。ゆるいと層が崩れます。
別鍋にバターを弱火で溶かし、小麦粉を入れて2分、粉っぽさが消えるまで炒めます。
理由: 焦がさない弱火が、白くなめらかなソースの決め手です。
温めた牛乳を3回に分けて加え、中火で5分混ぜ、とろみがついたら塩少々とナツメグを加えます。
理由: 温かい牛乳なら温度差が小さく、ダマになりません。
耐熱皿にミートソース、パスタ、ホワイトソースの順で3層重ね、上にチーズをのせます。
理由: 一番下をソースにすると、パスタが皿に貼りつきません。
200℃に予熱したオーブンで30分焼き、表面に焼き色がついたら10分休ませて切り分けます。
理由: 火を止めてから10分置くと、断面がきれいに立ちます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱をとって密閉容器で冷蔵3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1食分ずつ包んで冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷蔵は電子レンジ600Wで3分、冷凍は冷蔵庫で解凍後にトースターで7分温めます。 |
アレンジ
- ひき肉をゆでたほうれん草ときのこに替えた野菜のラザニア
- ミートソースをホワイトソースだけにしてベーコンと合わせた白いラザニア
- 切り分けずに小さな耐熱容器で1人分ずつ焼く形
肉と乳製品からたんぱく質とカルシウムを含みます。
講師への質問
- パスタをゆでずに使ってもいいですか
- ゆで不要タイプなら大丈夫です。ソースを気持ち多めにして、パスタが完全に隠れる状態にしてください。
- 前の日に作っておくのはどうすればいいですか
- 重ねた状態で冷蔵し、翌日に焼いてください。冷たいまま焼くので、焼き時間を5分ほど長くします。
- 切ると崩れてしまうのはどうすればいいですか
- 焼き上がり直後は避けてください。10分休ませ、よく切れる包丁を一度湯で温めてから入れると整います。