りんごデザート|レシピと作り方のコツ
煮るだけで香りが立ち、翌日はもっとおいしくなるのがりんごデザートです。りんごのコンポートを軸にした作り方と、煮崩れさせない切り方、そのまま食べる以外の添え方までご案内します。
先生の一言
- 煮崩れてしまう → 切り方が薄いか火が強すぎます。8等分のくし形にし、弱火で落としぶたをして煮てください。
- 水っぽく甘みがぼやける → 水を入れすぎています。100mlを上限にし、りんご自身の水分で煮るのが基本です。
- 色が茶色くくすむ → レモン汁を後入れしています。切ったらすぐ、砂糖と一緒にレモン汁をまぶしてください。
35分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- りんご3個(約750g)皮をむき8等分のくし形に切り、芯を取る
- 砂糖80gりんごにまぶして10分置き、水分を引き出す
- 水100ml少なめに。りんごの水分と合わせて煮る
- レモン汁大さじ1変色止めと味の締めに
- シナモンスティック1本なければ粉小さじ1/4を仕上げに
- バター10g仕上げに加えてこくを出す
- 白ワインまたは水50ml香りを立てたいときに。アルコールは煮切る
- プレーンヨーグルト400g添え用。冷やしておく
作り方
りんご3個を8等分に切り、砂糖80gをまぶして10分置きます。
理由: 先に水分を引き出すと少ない水で煮えます。
鍋にりんごと出た汁、水100ml、レモン汁、シナモンを入れ、中火で沸かします。
理由: レモンを先に入れると色がくすみません。
沸いたら弱火にし、落としぶたをして12〜15分静かに煮ます。
理由: 沸騰させ続けると角が崩れます。
竹串がすっと通ったら白ワイン50mlを加え、弱火で3分煮てアルコールを飛ばします。
理由: 煮切ると香りだけが残ります。
火を止めてバター10gを加え、鍋を揺すって溶かします。
理由: 火を止めてから入れると分離しません。
そのまま鍋の中で冷まし、粗熱が取れたら保存容器に移して冷蔵庫で2時間冷やします。
理由: 冷ます間に煮汁が中まで入ります。
器にヨーグルトを盛り、りんごと煮汁をかけて出します。
理由: 煮汁を捨てないのが味の決め手です。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵で4〜5日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 煮汁ごと小分けにして冷凍で約1か月。凍ったまま削るとシャーベットになります。 |
| 温め直し | 小鍋に移して弱火で3分、または電子レンジ600Wで1分。温かいままアイスに添えても合います。 |
アレンジ
- 煮たりんごをパイシートに包んで焼けば、簡単なアップルパイになります。
- 煮汁を煮詰めてゼラチンで固めると、透き通ったゼリーになります。
- 刻んでパンケーキやトーストにのせ、シナモンを振ると朝食向きの一皿になります。
りんごから食物繊維を含みます。砂糖は60gまで減らしても煮上がります。
講師への質問
- どの品種を使えばいいですか
- 煮崩れにくい酸味のあるものが向きます。甘みの強い品種を使うときは砂糖を60gに減らし、レモン汁を大さじ1と1/2に増やしてください。
- 皮は入れたほうがいいですか
- 赤い皮を数枚一緒に煮ると煮汁がほんのり色づきます。仕上げに取り出せば口当たりも損ないません。
- 作り置きするときはどうすればいいですか
- 必ず煮汁ごと保存してください。汁を切ると乾いて固くなります。清潔な容器に移し、冷蔵で4〜5日を目安に使いきります。