りんごケーキ|レシピと作り方のコツ
りんごケーキは、角切りにしたりんごを生地に混ぜ込んで焼く、素朴な焼き菓子です。焼いている間に果汁が生地にしみて、翌日にはしっとりまとまります。台所がりんごとバターの香りで満たされる時間も楽しみのひとつです。
先生の一言
- りんごが底に沈む → 水気が多い状態で混ぜています。ざるで5分水切りし、薄力粉小さじ1をまぶしてから加えてください。
- 中央が生焼け → 表面が先に色づいています。20分たった時点でアルミホイルをかぶせ、残り25分焼いてください。
- 生地がぼそぼそ → 卵が冷たく分離しています。室温に戻し、5回に分けて加えるとなめらかにつながります。
70分調理時間の目安
4人分(18×8cmのパウンド型1本分)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(18×8cmのパウンド型1本分))
- りんご300g(正味)皮をむいて1.5cm角に切り、レモン汁をからめます
- 薄力粉120gふるってから使います
- ベーキングパウダー小さじ1(4g)薄力粉と一緒にふるいます
- 無塩バター90g室温に30分おき、指で押せる固さにします
- 砂糖80g3回に分けて加えます
- 卵2個(100g)室温に戻し、溶いておきます
- レモン汁大さじ1りんごの変色止め
- シナモンパウダー小さじ1/2好みで。粉と一緒にふるいます
- 塩ひとつまみ甘みを引き締めます
- グラニュー糖小さじ2焼く直前に表面にふります
作り方
型に紙を敷き、オーブンを180度に予熱します。りんごは1.5cm角に切ります。
理由: 予熱が足りないと生地がふくらむ前に固まります。
ボウルでバターを白っぽくなるまで3分練り、砂糖を3回に分けて混ぜます。
理由: 空気を含ませることで、焼き上がりの軽さが決まります。
溶き卵を5回に分けて加え、そのつど分離しないまで混ぜます。
理由: 一度に入れると分離し、焼き縮みの原因になります。
粉類をふるい入れ、ゴムべらで底から20回、粉けが消えるまで返します。
理由: 混ぜすぎると生地が固くなるので、粉が見えなくなったら止めます。
りんごの水気を軽くきって加え、5回ほど大きく混ぜて型に流します。
理由: 水気が多いと生地が沈み、底がべたつきます。
表面にグラニュー糖をふり、180度で45分焼きます。
理由: 糖をふると表面が薄く固まり、香ばしい層になります。
中央に竹串を刺し、生地がつかなければ型ごと網にのせて20分冷まします。
理由: 熱いうちに出すと崩れるので、粗熱をとってから外します。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱をとってラップで包み、冷蔵で4日が目安です。翌日のほうがしっとりします。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けて1切れずつ包み、冷凍で3週間。冷蔵庫で3時間かけて解凍します。 |
| 温め直し | 冷えた1切れは電子レンジ600Wで20秒、またはトースターで2分温めると香りが戻ります。 |
アレンジ
- くるみ30gを刻んで加えると、食感に変化が出ます。
- りんごの半量を先に弱火で5分煮て加えると、甘みが濃くなります。
- 焼き上がりに温めたはちみつを刷毛で塗ると、つやが出て乾きにくくなります。
りんごは食物繊維を含み、バターと砂糖が主なエネルギー源です。
講師への質問
- りんごの品種はどれを選べばいいですか
- 酸味があり煮崩れにくいものが向きます。甘い品種を使うときは砂糖を10g減らすと味が締まります。
- パウンド型がないときはどうすればいいですか
- 15cmの丸型でも焼けます。生地が薄くなるため、180度で35分に短縮し、竹串で確認してください。
- 焼き上がりの表面が割れるのは失敗ですか
- 失敗ではありません。膨らむ過程で自然に割れるもので、中まで火が通っていれば問題ありません。