さばおにぎり|レシピと作り方のコツ
焼いたさばの脂とご飯が合わさると、それだけで一食になります。さばおにぎりは骨の外し方と塩の当て方が肝心ですから、そこを丁寧にたどる作り方でご紹介します。
先生の一言
- 生臭さが残る → 塩をふって出た水気をふいていません。この工程を必ず入れてください。
- 骨が口に当たる → 熱いうちに身を裂き、指先で中骨と血合い骨をなぞって確認します。
- 握るとぼろぼろ崩れる → さばの身が大きすぎます。2cm程度の塊にそろえてください。
30分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- さば(切り身)2切れ(約200g)塩をふって15分置き、水気をふく
- 温かいご飯600g炊きたてを軽くほぐす
- 青じそ6枚軸を落として細切り
- 白いりごま大さじ1指でひねって香りを出す
- しょうが1かけ皮をむいてみじん切り
- 塩小さじ1/2半量はさば用、半量は手水用
- しょうゆ小さじ1ほぐしたさばに絡める
- 焼きのり全形1枚6等分に切る
- 酒大さじ1焼く前にふる
作り方
さばに塩をふって15分置き、出た水気をしっかりふき取ります。
理由: 水気とともに生臭さが抜け、焼き上がりの香りが変わります。
酒をふり、グリル中火で片面5分、裏返して4分、中心まで火を通します。
理由: 中心が白く不透明になるまで焼いてください。生焼けは避けます。
粗熱を取り、皮と骨を外して身を大きめにほぐし、しょうゆをからめます。
理由: 熱いうちにほぐすと骨が見つけやすく、取り残しが減ります。
ご飯にごま、しょうが、青じそを入れ、切るように混ぜます。
理由: しょうがが脂を軽くし、後味がすっきりします。
さばの身を加え、形を崩さないよう5〜6回だけ混ぜます。
理由: 混ぜすぎると身がつぶれ、食べたときの塊感がなくなります。
塩を溶かした手水を手にのばし、100gずつ三角に3回握ります。
理由: 力を入れるのは最後の1回だけ。ふんわり保てます。
のりを巻き、5分置いてから器に盛ります。
理由: 少し置くと味がなじみ、握りの締まりも落ち着きます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 1個ずつラップに包み、冷蔵1日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | のりを巻かずに包んで冷凍2週間が目安です。 |
| 温め直し | 電子レンジ600Wで1個1分40秒、途中で裏返して中心まで温めます。 |
アレンジ
- みそとみりんで下味をつけた、みそ風味のさばおにぎり
- 梅肉を加えて、青じそと合わせたさっぱり仕立て
- 焼いた身を混ぜずに包む、具入りの俵形
さばはたんぱく質と脂質を含みます。
講師への質問
- さば缶を使ってもいいですか
- 使えます。汁気をしっかり切り、フライパンで2分から炒りして水分を飛ばしてから混ぜてください。
- 焼き加減の見分け方はどうすればいいですか
- 厚い部分に竹串を刺して、透明な汁ではなく白く濁った汁が出れば中まで通っています。
- お弁当に入れるときはどうすればいいですか
- 完全に冷ましてから詰め、保冷剤を添えてください。青じそを多めにすると香りが保てます。