鮭弁当|レシピと作り方のコツ
焼いた鮭が一切れ入っているだけで、お弁当の顔が決まります。鮭弁当は冷めてもかたくなりにくい焼き方が肝心で、詰め方にも順番があります。定番の鮭弁当のレシピと、朝の段取りをお伝えします。
先生の一言
- 鮭が冷めてかたくなった → 焼きすぎです。厚みのある切り身を選び、火が通った時点で止めてください。
- 弁当箱の中で水っぽくなった → 野菜の水気が原因です。ほうれん草は固く絞り、トマトは水気を拭いてから入れます。
- ふたを開けたら匂いがこもっていた → 温かいまま閉めています。ご飯も具も完全に冷ましてからふたをしてください。
30分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 生鮭(切り身)3切れ(約240g)骨があれば焼く前に抜いておく
- 塩小さじ1/3焼く15分前にふって水気を拭く
- 酒大さじ1臭みを抑えるため焼く前にふる
- ご飯600g温かいうちに詰めて粗熱を取る
- 卵2個しっかり火を通した卵焼き用
- 砂糖小さじ2卵焼きの味付け
- ほうれん草1/2束ゆでて水気を固く絞る
- しょうゆ小さじ1ほうれん草の下味
- ミニトマト3個へたを取り、水気を拭く
- 梅干し3個ご飯の中央にのせる
- サラダ油小さじ2卵焼き用
作り方
鮭に塩をふって15分置き、出てきた水気を拭いて酒をふります。
理由: 水気を拭くことで生臭さが抜け、焼き上がりがべたつきません。
魚焼きグリルを中火で予熱し、皮目を上にして7〜8分焼きます。
理由: 予熱すると身が網につきにくく、皮がきれいに残ります。
厚い部分に竹串を刺し、中心まで白く火が通っているか確かめます。
理由: 半透明が残っていたら2分ずつ追加します。生焼けは避けてください。
卵をとき、砂糖を混ぜて中火で卵焼きを作り、中心まで固まるまで焼きます。
理由: 弁当の卵は半熟にせず、しっかり火を通すのが原則です。
ほうれん草を熱湯で1分ゆで、冷水に取って絞り、しょうゆで和えます。
理由: 固く絞ると弁当箱の中で水が出ません。
ご飯を詰めて5分冷まし、鮭、卵焼き、ほうれん草、トマトを詰めます。
理由: 温かいまま詰めるとふたの内側に水滴がつき、傷みやすくなります。
全体が完全に冷めてからふたをします。目安は15分です。
理由: 湯気を閉じ込めないことが、味と安全の両方を守ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 詰めた弁当は冷蔵庫で保管し、当日中に食べきってください。焼いた鮭だけなら冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いた鮭は1切れずつ包んで冷凍で2週間が目安です。前夜に冷蔵庫へ移して解凍します。 |
| 温め直し | 冷凍した鮭は電子レンジ600Wで1分ほど温め、中心まで熱くなったのを確かめてから詰めます。 |
アレンジ
- 鮭をほぐしてご飯に混ぜ、鮭そぼろ弁当にする
- 塩鮭の代わりに味噌と酒少々を塗って焼き、味噌焼き弁当にする
- 青じそをご飯と鮭の間に敷き、香りで飽きさせない
鮭はたんぱく質を含み、副菜のほうれん草からは野菜の食物繊維がとれます。
講師への質問
- 朝の時間がありません。どうすればいいですか
- 前夜に鮭を焼いて冷蔵しておき、朝は詰めるだけにしてください。卵焼きも前夜に焼き、冷蔵してから詰めれば問題ありません。
- 冷めてもおいしくするにはどうすればいいですか
- 焼く前に酒をふること、焼きすぎないこと、この二つです。脂の少ない切り身なら、焼く直前に薄く油を塗るとしっとりします。
- 夏場の持ち歩きはどうすればいいですか
- 完全に冷ましてからふたをし、保冷剤を上下に添えてください。生野菜は避け、加熱した副菜にそろえると安心です。