ささみチーズフライ|レシピと作り方のコツ
切ったときに白い断面からチーズが流れ出す、あの瞬間のためのおかずです。ささみチーズフライは淡白な部位にこくを足す組み合わせで、開き方と包み方さえ覚えれば失敗しませんので、順にご説明します。
先生の一言
- 揚げている途中でチーズが流れ出す → 巻きがゆるいか大葉で包んでいません。大葉で包み、巻き終わりを下にして揚げてください。
- 中が生っぽい → 厚みが不均一です。観音開きで均一にし、170度で片面3分ずつ、切って中心を確認してください。
- 衣がはがれる → 薄力粉が多すぎます。薄くはたいて余分を落とし、パン粉は手で押さえてしっかり密着させてください。
40分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 鶏ささみ8本(約480g)筋を取り、包丁を寝かせて観音開きにします
- スライスチーズ4枚半分に切って8切れにします
- 大葉8枚軸を落として水気をふきます
- 塩小さじ1/2開いた面に両面ふります
- こしょう少々挽きたてを使います
- 薄力粉大さじ4薄くはたきます
- 卵1個水大さじ1を足して溶きます
- パン粉1.5カップ細かいものを使うと衣が締まります
- 揚げ油適量鍋底から4cmを目安に入れます
- キャベツ1/4個せん切りにして水にさらします
- 中濃ソース適量好みで添えます
- レモン1/2個くし形に切って添えます
作り方
ささみの筋を取り、包丁を寝かせて左右に開き、厚みを均一にします。
理由: 厚みをそろえると、中心まで同じ時間で火が通ります。
開いた面に塩とこしょうをふり、大葉1枚とチーズ1切れをのせて手前から巻きます。
理由: 大葉で包むとチーズが直接衣に触れず、流れ出しにくくなります。
巻き終わりを下にして手のひらで軽く握り、形を整えて10分冷蔵庫で休ませます。
理由: 冷やすと形が落ち着き、衣づけのときに崩れません。
薄力粉を薄くはたき、溶き卵にくぐらせ、パン粉をしっかり押さえてつけます。
理由: 粉が厚いとはがれますので、余分ははたき落としてください。
油を170度に熱し、巻き終わりを下にして入れ、3分揚げてから返してさらに3分揚げます。
理由: 巻き終わりを先に固めると、揚げている間に開きません。
一つを取り出して半分に切り、中心まで白く火が通っているか確認します。
理由: 鶏肉は必ず中心まで加熱してください。赤みが残れば1分追加します。
網に立てて油を切り、キャベツとレモンを添えて盛りつけます。
理由: 立てて置くと下側の衣も湿らず、さくさくが保てます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で2日。粗熱を取り、キッチンペーパーを敷いた保存容器に入れます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 冷凍で3週間。衣をつけた状態で凍らせ、160度から揚げると中心まで通ります。 |
| 温め直し | オーブントースターで5分。凍ったものは電子レンジで1分半温めてからトースターへ。 |
アレンジ
- 大葉をハムに替えると、子どもにも食べやすい味になります
- チーズを明太子に替えると、ご飯によく合う一品になります
- パン粉に粉チーズ大さじ2を混ぜると、衣自体が香ばしくなります
鶏ささみはたんぱく質を多く含み、脂質は控えめな部位です。
講師への質問
- ささみの筋がうまく取れないときはどうすればいいですか
- 筋の端を指でつまみ、包丁の背で押さえながら引き抜いてください。フォークの間に筋を挟んで引く方法も確実です。
- 中まで火が通ったか不安なときはどうすればいいですか
- 一つを半分に切ってください。中心まで白く、透明な肉汁が出れば通っています。赤みがあれば170度で1分追加します。
- 揚げずに作りたいときはどうすればいいですか
- パン粉を油大さじ2で炒めて色づけ、それをまぶして200度のオーブンで15分焼いてください。中心まで火を通します。