里芋コロッケ|レシピと作り方のコツ
じゃがいもとは違う、ねっとりと粘る口当たりが持ち味です。里芋コロッケは中身がまとまりやすく、油の中で割れにくいのも作り手にはありがたいところ。4人分の分量と、揚げ方をお伝えします。
先生の一言
- 種がべたついて丸められない → 里芋の水分が多すぎます。つぶしたあと鍋で弱火2分、水分をとばします。
- 揚げると割れる → 衣に隙間があります。小麦粉を薄く均一につけ、パン粉はしっかり押さえます。
- 味がぼやける → 塩が足りていません。種の段階でひとつまみ味見をして決めます。
50分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 里芋600g皮をむき、蒸すかゆでて熱いうちにつぶす
- 豚ひき肉150g
- 玉ねぎ1/2個(100g)みじん切り
- サラダ油大さじ1炒め用
- しょうゆ大さじ1具の下味
- 塩小さじ1/2里芋に混ぜる
- こしょう少々
- 小麦粉大さじ4衣用
- 卵1個溶いて水大さじ1を混ぜる
- パン粉1カップ細かめが付きやすい
- 揚げ油適量鍋底から3cm
作り方
里芋を蒸し器で15分、竹串が通るまで加熱し、熱いうちにつぶします。
理由: 熱いうちにつぶすのは、冷めると粘りが強く出て扱いにくいためです。
フライパンで玉ねぎを中火3分炒め、豚ひき肉を加えて色が変わるまで4分炒めます。
理由: ひき肉は中心まで火を通します。ここで生が残ると揚げても消えません。
しょうゆで味をつけ、バットに広げて完全に冷まします。
理由: 温かいまま芋と混ぜると水分が出て、種がゆるみます。
つぶした里芋に具、塩、こしょうを混ぜ、8等分して小判形に整えます。
理由: 里芋は粘るのでまとまりやすく、空気抜きは軽くで足ります。
小麦粉、溶き卵、パン粉の順につけ、冷蔵庫で15分休ませます。
理由: 休ませると衣が落ち着き、油の中ではがれにくくなります。
175度の油で3分、返して2分揚げ、きつね色になったら油をきります。
理由: 中身に火は通っているので、衣の色づきだけを見れば大丈夫です。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 揚げたものは冷蔵で2日が目安です。衣が湿るので密閉容器に入れます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 衣をつけた状態で冷凍すると3週間ほど。凍ったまま170度で6分揚げます。 |
| 温め直し | トースターで5分。表面が乾いてから中まで温まり、揚げたてに近づきます。 |
アレンジ
- ひき肉を抜いて刻んだ枝豆とコーンにすると、彩りのよい野菜コロッケになります。
- 中央にチーズを一切れ入れると、里芋の粘りと合わさって食べ応えが出ます。
- 衣をつけずにフライパンで両面焼きにすると、おやきのような一品になります。
里芋のでんぷんと、豚肉のたんぱく質を含みます。
講師への質問
- 里芋をゆでると水っぽくなるときはどうすればいいですか
- ゆでるより蒸してください。どうしてもゆでる場合は、湯をきったあと鍋に戻して弱火で2分水分をとばします。
- 油の温度計がないときはどうすればいいですか
- パン粉を落として、すぐ細かい泡を立てて浮き上がれば175度前後です。沈んでから浮くならまだ低めです。
- 冷凍したものを揚げるときはどうすればいいですか
- 解凍せず凍ったまま170度で6分。低めの温度でじっくり揚げると、中心まで温まって割れません。