里芋の味噌汁|レシピと作り方のコツ
里芋のとろりとした口当たりは、味噌汁にすると特によく分かります。里芋の味噌汁を、ぬめりをどこまで取るか、煮る時間、味噌を加える頃合いまで、汁をにごらせずにやさしい味に仕上げる手順でご案内します。
先生の一言
- 汁がにごる → ぬめりを落としていません。塩でもんで洗い流し、あくもこまめに取ってください。
- 里芋がかたい → 煮る時間が足りません。竹串がすっと通るまで、弱火で5分ずつ延ばしてください。
- 味噌の香りが弱い → 煮立ててしまっています。火を止めてから溶き入れ、煮立つ直前で止めてください。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 里芋6個(300g)皮をむいて1cm厚さの輪切りにします
- 塩(下ごしらえ用)小さじ1里芋をもんでぬめりを落とします
- だし700mLかつおと昆布の合わせだしが合います
- みそ大さじ3だしの量に対して控えめから始めます
- 油揚げ1枚熱湯を回しかけて油抜きし、短冊に切ります
- 長ねぎ3分の1本斜め薄切りにします
- にんじん3分の1本いちょう切りにします
- 小ねぎ2本小口切りにして仕上げに散らします
- 七味唐辛子少々好みで添えます
作り方
里芋の皮をむき、1cm厚さに切って塩でもみ、水で洗い流します。
理由: ぬめりを半分ほど落とすと、汁がにごりません。
鍋にだしと里芋、にんじんを入れ、中火で沸くまで温めます。
理由: 水から煮ると、里芋の中心まで均一に火が入ります。
沸いたら弱火に落とし、あくを取りながら10分煮ます。
理由: 静かに煮ることで、里芋が崩れず形を保ちます。
油揚げと長ねぎを加え、さらに3分煮ます。
理由: 油揚げは後半に入れると、汁に油が回りすぎません。
竹串がすっと通ることを確かめ、いったん火を止めます。
理由: 味噌を入れる前に火を止めるのが、香りを守るこつです。
みそをおたまでだしに溶き入れ、再び弱火で温めて煮立つ直前で止めます。
理由: 煮立てると味噌の香りが飛んでしまいます。
椀に注ぎ、小ねぎを散らして好みで七味唐辛子をふります。
理由: 薬味は器に盛ってから、香りが立つうちに添えます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器に入れ、冷蔵で2日が目安です。里芋は日ごとにやわらかくなります。 |
|---|---|
| 冷凍 | 里芋の食感が変わるため向きません。 |
| 温め直し | 鍋で弱火で温め、煮立つ直前で火を止めます。電子レンジなら600Wで2分です。 |
アレンジ
- 豚こま切れ肉100gを加え、豚汁に近い一椀にします。肉は中心まで火を通してください。
- だしをいりこに替え、こくのある味にします。
- 大根とごぼうを足し、根菜の多い具だくさんにします。
里芋の食物繊維と油揚げのたんぱく質を、だしと一緒にとれる汁物です。
講師への質問
- 里芋の皮がむきにくいときはどうすればいいですか
- 洗って乾かしてからむくと、手がかゆくなりにくく滑りません。上下を切り落として縦に六面をむくと、形もきれいに整います。
- 手がかゆくなるときはどうすればいいですか
- 酢水で手を洗うか、塩をつけてこすってください。あらかじめ濡らした手に酢を少しつけてからむくと、かゆみが出にくくなります。
- 冷凍の里芋を使うときはどうすればいいですか
- 解凍せず凍ったままだしに入れてください。すでに下ゆでされているので、煮る時間は5分ほどに短縮できます。