さつまいもご飯|レシピと作り方のコツ
さつまいもご飯は、炊き上がりの湯気に甘い香りが立ちのぼる秋の楽しみです。塩と酒だけで芋の甘みを引き出す水加減と、角を崩さずに炊き上げる手順をご案内します。
先生の一言
- 芋が煮崩れて全体が黄色くなる → 炊く前に混ぜたことが原因です。米の上にのせるだけにしてください。
- 味がぼやける → 塩を水に溶かさず後から振り入れています。浸水の前に溶かします。
- 芋に芯が残る → 2cm以上の大きさに切っています。1.5cm角にそろえてください。
70分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 米2合(300g)洗って水気を切っておきます
- さつまいも250g皮付きのまま1.5cm角、水に5分さらします
- 水360ml酒の分を差し引いた量です
- 酒大さじ1炊く前に米の水に混ぜます
- 塩小さじ3/4(4g)水にしっかり溶かします
- 昆布3cm角1枚表面を固く絞った布でさっと拭きます
- 黒いりごま小さじ1仕上げに指でひねって振ります
作り方
米を洗って炊飯器に入れ、水360mlに塩と酒を溶かして注ぎ、30分浸します。
理由: 塩を先に溶かすと味が米全体に均一に回ります。
さつまいもは皮付きのまま1.5cm角に切り、水に5分さらして水気を切ります。
理由: 長くさらすと甘みまで抜けるので5分で十分です。
浸した米の上に芋を平らに広げ、昆布をのせます。ここでは混ぜません。
理由: 混ぜると芋が崩れ、炊き上がりが糊っぽくなります。
普通に炊飯します。鍋なら中火で沸騰させてから弱火12分で火を止めます。
理由: 弱火の12分で芋の中心まで火が通ります。
炊き上がったら蓋を開けずに10分蒸らします。
理由: 蒸らしの間に芋の水分が落ち着き、角が崩れません。
昆布を取り出し、しゃもじで底から2〜3回だけ返して黒ごまを振ります。
理由: 切るように返すと芋の形がきれいに残ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵で2日が目安です。乾かないよう1食ずつラップで包みます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1食分ずつ平らに包んで冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷凍のまま電子レンジ600Wで2分30秒、一度ほぐしてさらに30秒温めます。 |
アレンジ
- 塩の代わりに薄口醤油を小さじ2にすると、香ばしい炊き上がりになります。
- 鶏もも肉100gを1.5cm角に切って一緒に炊けば主菜になります。中心まで白くなっているか確かめてください。
- 黒ごまの代わりに刻んだ塩昆布を混ぜると、おにぎりにも向きます。
さつまいもの炭水化物と食物繊維を含みます。
講師への質問
- 炊飯器の水加減はどうすればいいですか
- 2合の目盛りまで水を入れ、そこから大さじ1を抜いて酒を足してください。芋からも水分が出るので、多めにすると水っぽくなります。
- 皮が気になるときはどうすればいいですか
- 縞目に3か所ほどピーラーでむいてください。全部むくと形が崩れやすく、色の楽しみも減ります。
- 冷めてもおいしく食べるにはどうすればいいですか
- 酒を大さじ1入れて炊くと冷めても硬くなりにくいです。お弁当に詰めるときは粗熱をしっかり取ってからにしてください。