さつまいものおかず|レシピと作り方のコツ
甘いさつまいもは菓子だけのものではありません。豚肉と甘辛いたれを合わせれば、しっかりごはんの進むさつまいものおかずになります。ほくほくを残しつつ油っぽくならない揚げ焼きの手順を、火加減の理由まで添えてお伝えします。
先生の一言
- いもが崩れる → 揚げ焼きの段階で火が入りすぎています。竹串が通ったらすぐ取り出し、たれと合わせるのは2分に留めてください。
- 油っぽくなる → 調味料を入れる前に油をふいていません。ペーパーで一度ふき取ってからたれを加えてください。
- たれがからまない → 片栗粉をまぶしていないか、火が弱すぎます。中火で煮詰めながら返してください。
30分調理時間の目安
3人分分量
ふつう難しさ
材料(3人分)
- さつまいも400g皮つきのまま乱切りにし、水に10分さらす
- 豚こま切れ肉200g大きいものはひと口大に切る
- 片栗粉大さじ2半量をいも、半量を豚肉にまぶす
- サラダ油大さじ3フライパンの底から5mmが目安
- しょうゆ大さじ2他の調味料と先に合わせておく
- 砂糖大さじ1と1/2きび砂糖ならこくが出る
- みりん大さじ1つや出しに使う
- 酒大さじ1豚肉の下味にも小さじ1使う
- 白いりごま小さじ2仕上げに指でひねって振る
- 青ねぎ2本小口切りにして仕上げ用
作り方
さつまいもを乱切りにして水に10分さらし、ざるに上げて水気を完全にふきます。
理由: でんぷんを落とすと油はねが減り、べたつきません。水気が残ると油がはねます。
いもに片栗粉大さじ1をまぶし、フライパンに油大さじ3を入れて中火で7分、返しながら揚げ焼きにします。
理由: 中火を守るのは、表面だけ焦げて中が生になるのを防ぐためです。竹串がすっと通れば取り出します。
いもを取り出し、同じフライパンで、酒小さじ1と片栗粉大さじ1をまぶした豚肉を中火で6分炒めます。
理由: ピンク色が残らず全体が白く変わってから、さらに2分。豚肉は中心まで確実に火を通してください。
余分な油をキッチンペーパーでふき取り、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1と1/2、みりん大さじ1、酒大さじ1を加えます。
理由: 油を残したままだとたれが乳化せず、べたついた仕上がりになります。
いもを戻し、中火で2分ほど、たれが煮詰まって全体に照りが出るまで返しながら和えます。
理由: 片栗粉がたれを吸ってからみます。長く煮るといもが崩れるので2分で止めてください。
火を止めて白ごまと青ねぎを散らし、1分置いてから盛りつけます。
理由: 少し置くと余熱でたれが落ち着き、皿に流れ出しません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器で冷蔵3日が目安です。冷めると味がなじんで弁当にも向きます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍で3週間。解凍すると水分が出るので、汁気を切ってから詰めてください。 |
| 温め直し | フライパンに入れて弱火で3分、または電子レンジ600Wで1分30秒。豚肉が入るので中心まで温めてください。 |
アレンジ
- 豚肉を鶏もも肉に替えるとこくが増します。厚みがあるので中火で10分、中心まで火を通してください。
- しょうゆを半量にしてみそ大さじ1を加えると、こっくりした味噌味になります。
- 仕上げに酢小さじ1を落とすと後味が軽くなり、暑い時期でも食べやすくなります。
さつまいもの食物繊維と、豚肉のたんぱく質を一皿で組み合わせられる献立です。
講師への質問
- さつまいもの皮はむいたほうがいいですか
- 皮つきをおすすめします。色が映えるうえ、煮くずれを防ぐ役目もあります。土が残っていたら、たわしでこすって洗ってください。
- 揚げ焼きの油が多く感じるときはどうすればいいですか
- 油を大さじ2に減らし、ふたをして中火で5分蒸し焼きにしてください。表面の香ばしさは少し落ちますが、中はほくほくに仕上がります。
- 豚肉に火が通ったかはどう確かめればいいですか
- 厚い部分を割って、ピンク色が残っていないことを確かめてください。白く変わってからさらに2分炒めるのが確実です。