さつまいもの天ぷら|レシピと作り方のコツ
端がほろりと甘く、衣は薄く白い。さつまいもの天ぷらは厚さと油の温度さえ決めれば、家庭でもきれいに火が通ります。中心まで粉っぽさが残らない揚げ方をご案内します。
先生の一言
- 中が硬い → 厚さを1cmに統一し、165度で計6分。厚いほど低い温度で長く揚げます。
- 衣がはがれる → 水気を拭いてから打ち粉。粉なしで直接衣をつけると滑ります。
- 衣がぼてっと重い → 冷水を使い、粉を混ぜるのは6〜7回まで。粉が少し残る程度で止めます。
30分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- さつまいも1本(約350g)皮つきのまま1cm厚さの輪切りにし、水に5分さらして水気を拭く
- 薄力粉100g衣用。ふるっておく
- 薄力粉大さじ1打ち粉として先に材料にまぶす
- 冷水160ml使う直前まで冷蔵庫で冷やす
- 卵1/2個(約25g)冷水に溶き混ぜてから粉に合わせる
- 揚げ油700ml鍋底から4cmを目安に
- 塩小さじ1/2仕上げに添える
- 天つゆ適量好みで用意する
作り方
さつまいもを1cm厚さに切って水に5分さらし、布巾で表面の水気をしっかり拭きます。
理由: 水気が残ると油がはね、衣もはがれます。
冷水に溶き卵を混ぜ、薄力粉100gを加えて箸で6〜7回だけ大きく混ぜます。
理由: 混ぜすぎると粘りが出て衣が重くなります。
さつまいもに打ち粉の薄力粉を薄くまぶし、余分をはたき落とします。
理由: 薄い下地があると衣が滑らず密着します。
油を中火で165度に温め、衣をつけて入れ、3分揚げます。
理由: 低めの温度で中心のでんぷんまでゆっくり火を入れるためです。
裏返してさらに3分、竹串がすっと通るまで揚げます。
理由: 厚みがあるので、色より串の通りで判断します。
最後の30秒だけ火を強め180度にして油を切り、網に立てて置きます。
理由: 仕上げの高温で表面の水分が飛び、衣が軽くなります。
塩を添え、好みで天つゆを用意します。
理由: 甘みが強い芋は塩のほうが輪郭が出ます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 密閉容器で冷蔵2日が目安です。衣は湿るので温め直しが前提です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1枚ずつ包んで冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままトースターで6〜7分、途中で裏返して中心まで熱くします。 |
アレンジ
- 5mm厚さの斜め切りにして2分半揚げると、薄くて軽いおつまみ向きになります。
- 揚げたてに砂糖と塩をひとつまみずつ振ると、甘みが立ちます。
- かぼちゃやれんこんと一緒に揚げ、盛り合わせにすると献立が決まります。
さつまいもは炭水化物と食物繊維を含みます。揚げると油の分だけエネルギーが上がります。
講師への質問
- 衣がべたつくときはどうすればいいですか
- 水を冷たいものに替え、混ぜる回数を減らしてください。粉が少しだま状に残るくらいが、揚がったとき軽くなります。
- 揚げる厚さはどのくらいがいいですか
- 1cmが基準です。それより厚いと中心まで6分では届かないので、温度を160度に下げて時間を1〜2分延ばしてください。
- 作りたてを保つにはどうすればいいですか
- 重ねずに網へ立てて置いてください。皿に平置きすると下面が蒸れて、数分で衣がしけります。