さつまいもパン|レシピと作り方のコツ
角切りのいもがごろりと入った断面は、それだけでごちそうに見えます。さつまいもパンは水分の多い具を抱えるため、粉と牛乳の量に少し工夫が要ります。失敗しにくい配合と焼成温度でご説明します。
先生の一言
- 底がべたつく → いもの水分が多すぎます。蒸した後に十分冷まし、表面を拭いてから混ぜます。
- いもが崩れる → 混ぜ回数が多すぎです。折りたたむ動作で八回までにしてください。
- 表面だけ焦げる → 温度が高すぎます。190度に下げ、途中でアルミ箔をかぶせます。
150分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 強力粉250gふるってボウルへ
- さつまいも180g(正味)1.5cm角に切り、蒸して冷ましておく
- ドライイースト3g塩と離して置く
- 砂糖25gイーストの近くへ
- 塩4g正確に量る
- 無塩バター20g室温に戻す
- 牛乳160g35度に温める。いもが水分を吸うため控えめ
- 黒ごま小さじ2仕上げ用
作り方
粉、砂糖、塩、イーストを混ぜ、牛乳を加えて5分こねます。
理由: いもの水分を見越して牛乳は控えめが安全です。
バターを加え、台の上で8分こねて薄い膜が張る状態にします。
理由: 膜が張ってから具を入れると、生地が切れません。
35度で40分の一次発酵にかけ、二倍になったら取り出します。
理由: 指で押した跡が戻らなければ完了です。
蒸したいもを加え、8回だけ折りたたんで全体に散らします。
理由: 混ぜすぎるといもが崩れ、生地が黄色く重くなります。
8等分して丸め、35度で35分の二次発酵にかけます。
理由: ひと回り大きくなった時点で止めると、目が詰まりません。
黒ごまをふり、190度のオーブンで20分焼きます。
理由: 具入りは200度だと表面だけ焦げるため、少し低くします。
焼き上がりはすぐ網に移し、20分冷まします。
理由: 網で冷ますと底に湿気がこもりません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵は硬くなるため向きません。室温で翌日までが目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一個ずつ包み保存袋で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったまま霧を吹き、トースターで5分温めます。 |
アレンジ
- いもを甘煮にして加えると、菓子パンらしい甘さになります。
- 生地にシナモンを小さじ1/4混ぜると、香りが立ちます。
- 上に薄切りのいもを並べて焼くと、見た目が華やかになります。
小麦とさつまいもの炭水化物に、食物繊維が加わります。
講師への質問
- いもの甘みが弱いときはどうすればいいですか
- 蒸す代わりに百六十度のオーブンで四十分焼いてください。ゆっくり加熱すると甘みがのります。
- 生地がべたついてこねにくいときはどうすればいいですか
- 打ち粉を足す前に、五分置いてください。粉が水を吸って、そのままこねられるようになります。
- 小さく作って弁当に入れたいときはどうすればいいですか
- 十六等分にして百九十度で十四分焼いてください。冷めてから包むと蒸れません。