さつまいものパウンドケーキ|レシピと作り方のコツ
焼いている間の甘い香りだけでも作る値打ちがあります。さつまいものパウンドケーキは、角切りのいもをそのまま生地に混ぜ込み、ほくほくした食感を残して焼く一本。焼き縮みも生焼けも避ける手順をご紹介します。
先生の一言
- 中央が生焼けになる → 表面が早く色付いています。25分でアルミ箔をかぶせ、170度のまま焼き時間を延ばしてください。
- いもが下に沈む → 生地がゆるすぎます。牛乳を大さじ1に減らし、いもに薄力粉小さじ1をまぶしてから混ぜます。
- 生地が分離した → バターと卵の温度差です。両方を室温に戻し、卵は5回に分けて加えてください。
75分調理時間の目安
4人分(18cm型1本)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(18cm型1本))
- さつまいも250g皮付きのまま1.5cm角に切り、水に5分さらす
- 無塩バター120g室温に戻して指が入るやわらかさにする
- きび砂糖100g上白糖でも作れる
- 卵2個室温に戻し、溶いておく
- 薄力粉140gふるっておく
- ベーキングパウダー小さじ1薄力粉と合わせてふるう
- 牛乳大さじ2生地のかたさ調整用
- 塩ひとつまみ甘みを引き締める
- 黒ごま小さじ2仕上げに散らす
- みりん小さじ2いもの下ゆで用。色よく仕上がる
作り方
さつまいもを水にさらしてから、みりんを加えた湯で6分ゆで、ざるに広げて冷まします。
理由: 先に火を通すと生焼けを防げ、色も鮮やかに残ります。
バターを泡立て器で白っぽくなるまで練り、砂糖と塩を3回に分けて加えます。
理由: 空気を含ませることで焼き上がりが軽くなります。
溶き卵を5回に分けて加え、そのつど完全に混ぜ合わせます。
理由: 一度に入れると分離し、焼くと目の詰まった生地になります。
粉類をふるい入れ、ゴムべらで底から返すように20回混ぜます。
理由: 練らずに切り混ぜると、粘りが出ず口当たりが軽くなります。
さつまいもの2/3量と牛乳を加えて混ぜ、型に流して表面をならします。
理由: 残りは上にのせると、切ったときにいもが見えます。
残りのいもと黒ごまを散らし、170度に予熱したオーブンで45〜50分焼きます。
理由: 15分後に中央へ切り込みを入れると、きれいに割れます。
中央に竹串を刺し、生地が付いてこなければ型から出して網で冷まします。
理由: 型のまま置くと蒸気で側面がしめってしまいます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷めてからラップで包み、冷蔵で4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けて1切れずつ包み、冷凍で3週間ほどもちます。 |
| 温め直し | 冷蔵のものは室温に20分置くか、電子レンジ600Wで20秒。冷凍は室温で1時間かけて解凍してください。 |
アレンジ
- レーズン40gとラム酒小さじ2を加えると、大人向けの香りになります。
- 生地にシナモン小さじ1/2を加えると、いもの甘さが立ちます。
- さつまいもを半量つぶして生地に混ぜ込むと、しっとり密度の高い一本になります。
さつまいもの食物繊維と、バター・卵に由来する脂質とたんぱく質を含みます。
講師への質問
- 焼き上がりの見分け方はどうすればいいですか
- 中央に竹串を刺し、湿った生地が付かなければ焼けています。いもの水分が付くこともあるので、生地かどうかを見てください。
- 翌日がおいしいと聞きましたがどうすればいいですか
- 完全に冷ましてからラップで包み、室温で一晩置いてください。水分が全体に回り、しっとりします。
- 型がないときはどうすればいいですか
- 牛乳パックを開いて型紙を敷くか、耐熱容器に紙を敷いても焼けます。深さがある分、焼き時間を5分延ばしてください。