しょうがご飯|レシピと作り方のコツ
ふたを開けた瞬間に、すっと鼻に抜ける香り。しょうがご飯は、材料がほとんどいらないのに食卓の空気を変えてくれる炊き込みご飯です。切り方で香りが変わる理由と、油揚げの効かせ方をお伝えします。
先生の一言
- 香りが弱い → しょうがを水にさらしています。皮ごと切って、そのまま入れてください。
- 辛い → しょうがの量が多すぎます。次回は30gに減らし、太めのせん切りにしてください。
- べたつく → だしが多すぎます。米2合に対して330mlを守ってください。
60分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 米2合(300g)洗って30分浸水させる
- しょうが40g皮ごとせん切りにして水にさらさない
- 油揚げ1枚熱湯を回しかけて油抜きし、細切り
- だし汁330ml昆布とかつお節でとる
- 薄口しょうゆ大さじ1色を薄く保つ
- 酒大さじ1香りを整える
- みりん大さじ1甘みを補う
- 塩小さじ1/3最後に味を見て調整
- 白いりごま小さじ1仕上げにふる
- 青ねぎ2本小口切りにして炊き上がりに散らす
作り方
米を洗って30分浸水させ、ざるに上げて5分水気をきります。
理由: 浸水させると芯が残らず、香りも均一にまわります。
しょうがは皮ごと細いせん切りにします。水にはさらしません。
理由: 水にさらすと香りの成分が流れ出てしまいます。
油揚げに熱湯を回しかけて油を抜き、細切りにします。
理由: 油抜きをすると炊き上がりが重たくなりません。
炊飯器に米とだし、薄口しょうゆ、酒、みりん、塩を入れて混ぜます。
理由: 調味料を先に混ぜると、味のむらが出ません。
しょうがと油揚げを広げてのせ、混ぜずに通常モードで炊きます。
理由: 上にのせるだけにすると、香りが上から下へ落ちてゆきます。
炊き上がったら10分蒸らし、底から切るように混ぜます。
理由: 蒸らしで水分がまわり、粒が均一になります。
器に盛り、白ごまと青ねぎを散らします。
理由: 香りを二重にすると、冷めてもおいしく食べられます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 1食分ずつラップで包み、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 熱いうちに包んで冷凍し、約1か月が目安です。 |
| 温め直し | ラップのまま600Wで2分。仕上げにごまを足すと香りが戻ります。 |
アレンジ
- ちりめんじゃこを大さじ3加えて、うま味と塩気を足す
- 鶏もも肉を小さく切って加え、中心まで火が通るよう一緒に炊く
- 炊き上がりに刻んだ青じそを混ぜて、さっぱりした夏向きに
しょうがは香り成分を含みます。塩分は薄口しょうゆの量で調整してください。
講師への質問
- しょうがの筋が口に残るのはどうすればいいですか
- 繊維を断つ向きに切ってからせん切りにしてください。繊維に沿って切ると筋が残ります。新しょうがなら筋が細く食べやすいです。
- 冷めてもおいしく食べるにはどうすればいいですか
- 油揚げを必ず入れてください。油分が米をコーティングして、冷めても固くなりにくくなります。お弁当にも向きます。
- 土鍋で炊くときはどうすればいいですか
- 強火で沸くまで約7分、その後弱火で12分、火を止めて10分蒸らします。途中でふたを開けないのがこつです。