水餃子|レシピと作り方のコツ
つるりとした皮と、あふれる肉汁。水餃子は焼き餃子より失敗が少なく、包み方が多少不格好でも湯の中で丸くおさまります。厚めの皮を選ぶことから始める、家庭向けのレシピです。
先生の一言
- ゆでている間に皮が破れた → あんの入れすぎか閉じが甘いです。小さじ2にとどめ、縁の水を多めに付けて空気を抜いて閉じてください。
- あんが水っぽい → 白菜の絞りが足りません。塩もみ後、両手で握って水が落ちなくなるまで絞ります。
- 皮同士がくっついた → 湯が少ないか、一度に入れすぎです。鍋いっぱいの湯に10個ずつ、静かにかき混ぜながらゆでてください。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 餃子の皮(厚め・大判)30枚水餃子用の厚い皮を選びます。乾かないよう布巾をかけておきます
- 豚ひき肉250g脂の多いものが向きます。冷蔵庫から出したてを使います
- 白菜250gみじん切りにして塩をもみ込み、10分後にかたく絞ります
- にら1/2束5mm幅に刻みます
- 長ねぎ1/3本みじん切りにします
- しょうが1かけすりおろします
- にんにく1かけすりおろします。控えたいときは省けます
- しょうゆ大さじ1あんの下味
- ごま油大さじ1あんに練り込むとしっとりします
- 酒大さじ1あんの水分になります
- 片栗粉小さじ2肉汁を閉じ込めます
- 塩小さじ1/2白菜の下処理用と合わせて使います
- 黒酢としょうゆ各大さじ2つけだれ。ラー油を好みで
作り方
白菜のみじん切りに塩を振って10分おき、両手で強く絞って水を抜きます。
理由: ここで絞りきると、あんが緩まず包みやすくなります。
ボウルに豚ひき肉、しょうゆ、酒、片栗粉を入れ、粘りが出るまで2分練ります。
理由: 肉だけ先に練ると、たんぱく質がつながって肉汁を抱えます。
白菜、にら、長ねぎ、しょうが、にんにく、ごま油を加えてさっくり混ぜます。
理由: 野菜を入れてからは練りません。混ぜすぎると水が出ます。
皮の中央にあん小さじ2をのせ、縁に水を付けて半分に折り、しっかり閉じます。
理由: 空気を抜きながら閉じると、ゆでたときに開きません。
たっぷりの湯を沸かし、餃子を入れて中火で6分ゆでます。
理由: 浮いてきてから3分が目安。皮が透けて中身が見えるようになります。
1個取り出して割り、中心まで肉の色が変わっていることを確かめます。
理由: 豚ひき肉は必ず中心まで火を通します。赤みが残れば1分追加します。
湯を切って器に盛り、黒酢しょうゆを添えます。
理由: 水餃子は熱いうちに。冷めると皮同士がくっつきます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 生のまま冷蔵は向きません。ゆでたものは汁気を切って冷蔵で2日です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 包んだ状態でバットに間隔をあけて並べて凍らせ、袋に移して約1か月。凍ったままゆでます。 |
| 温め直し | 湯で2分温め直すか、スープに入れてそのまま煮ます。電子レンジは皮が硬くなるので避けます。 |
アレンジ
- 鶏がらスープでゆでて、そのまま汁ごといただくスープ餃子に。
- 白菜をキャベツに替えると、甘みが強く子ども向きの味になります。
- えびを粗く刻んで肉の1/3量と入れ替えると、食感に弾みが出ます。
たんぱく質と野菜を一緒に取れる一皿です。
講師への質問
- 皮は焼き餃子用でもいいですか
- 使えますが、薄いのでゆで時間を4分に短くしてください。破れやすいので、鍋に入れる数を減らして静かにゆでます。
- 包むのが苦手です。どうすればいいですか
- ひだを寄せず、半月に折って縁を押さえるだけで十分です。水餃子は湯の中で形が整うので、閉じ目さえしっかりしていれば問題ありません。
- たれは何が合いますか
- 黒酢としょうゆを同量、好みでラー油を数滴。皮が主役の料理なので、酢を多めにすると全体が軽くなります。