スンドゥブ|レシピと作り方のコツ
土鍋がぐつぐついううちに食卓へ運ぶ、あの湯気が何よりのごちそうです。スンドゥブは、辛みとうま味の土台さえ作れば十五分で仕上がる鍋料理です。だしの組み立てと豆腐の扱いをお伝えします。
先生の一言
- スープが辛すぎる → 粉唐辛子が多すぎます。だしを100ml足し、みそを小さじ1増やしてください。
- 豆腐が崩れる → 混ぜすぎです。スプーンで入れたら、鍋を揺するだけにしてください。
- あさりが砂を噛む → 砂抜きが不足です。3%の塩水に30分、暗くして置いてください。
25分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 絹ごし豆腐1丁半(450g)大きめのスプーンですくって入れる
- 豚バラ薄切り肉150g3cm幅に切っておく
- あさり150g塩水に30分つけて砂を抜き、こすり洗い
- 白菜キムチ150gざく切りにして汁も一緒に使う
- 長ねぎ1本斜め薄切り
- にんにく1かけすりおろす
- 粉唐辛子大さじ1辛みは好みで加減する
- ごま油大さじ1香りの土台になる
- だし汁または水500ml煮干しだしだとうま味が増す
- しょうゆ大さじ1最後に味を見て調える
- みそ小さじ2少量の煮汁で溶いてから加える
- 卵3個仕上げに落として完全に火を通す
作り方
鍋にごま油とにんにく、粉唐辛子を入れ、弱火で1分炒めて香りを出します。
理由: 弱火にしないと唐辛子が焦げて苦みが出ます。
豚肉を加えて中火で3分、赤みが完全に消えるまで炒めます。
理由: 先に火を通しておくと、後の煮込みで固くなりません。
キムチと汁を加えて中火で2分炒め、酸味を飛ばします。
理由: 炒めることで角が取れ、スープに深みが出ます。
だしを注いで煮立て、あさりを入れて中火で4分、口が開くまで煮ます。
理由: 口が開いてもさらに1分煮て、中心まで火を通します。
豆腐をスプーンですくって入れ、弱火で3分、崩さないよう静かに煮ます。
理由: 煮立てると豆腐に穴が空き、口当たりが荒くなります。
みそを溶き入れ、しょうゆで味を調え、長ねぎを散らします。
理由: みそは煮立てると香りが飛ぶので最後に入れます。
卵を落としてふたをし、弱火で4分、白身と黄身が固まるまで加熱します。
理由: 卵は必ず中心まで火を通してから供します。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 具と汁を一緒に保存し、冷蔵で2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 豆腐と卵の食感が変わるため冷凍には向きません。 |
| 温め直し | 鍋に戻して弱火で5分、煮立てずに中心まで温めてください。 |
アレンジ
- あさりの代わりにえびを使い、中心まで火を通して海の香りを強めに
- 豚肉を牛こま切れに替えて、うま味の濃いスープに
- 締めにご飯を入れ、卵をもう一つ落として2分煮て雑炊に
豆腐と豚肉、あさりからたんぱく質を含みます。キムチとみその塩分が重なるので味は控えめに。
講師への質問
- 辛さを抑えるにはどうすればいいですか
- 粉唐辛子を小さじ1に減らし、だしを100ml増やしてください。仕上げに卵を落とすと辛みがやわらぎ、子どもでも食べやすくなります。
- あさりが手に入らないときはどうすればいいですか
- 煮干しだしを使い、干しえびを大さじ1加えてください。海のうま味が代わりを務めます。えびは中心まで火を通してください。
- 土鍋がなくてもできますか
- 厚手の鍋なら十分です。ただし冷めやすいので、卓上に運ぶ直前まで火にかけ、器を温めておいてください。