スノーボールクッキー|レシピと作り方のコツ
口に入れるとほろりと崩れて、粉糖が唇に残る。あの軽さが持ち味のスノーボールクッキーです。バターの温度と焼き時間、粉糖をまぶす順番を丁寧にご案内します。
先生の一言
- 焼くと平たく広がる → バターがゆるみすぎています。生地を冷蔵庫で30分締め、丸めたあとも10分冷やしてから焼いてください。
- 粉糖が溶けて透明になる → まぶすのが早すぎます。完全に冷ましてから、溶けにくいタイプの粉糖でまぶしてください。
- 口の中でほろりと崩れない → 混ぜすぎです。粉を加えたら、切るように20回ほどで止めてください。
60分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 無塩バター80g室温に戻し、指で押せる固さにします
- 粉糖30g生地用。ふるって加えます
- 薄力粉110gふるって二回、空気を含ませます
- アーモンドパウダー40g香ばしさと崩れやすさの元になります
- 塩ひとつまみ甘さを引き締めます
- バニラオイル少々バターの香りをまとめます
- 粉糖40g仕上げ用。溶けにくいタイプが向きます
作り方
バターをゴムべらで練り、粉糖と塩を加えて2分すり混ぜます。
理由: 泡立てず、白っぽくなる手前で止めると口当たりが軽くなります。
バニラオイルを加え、薄力粉とアーモンドパウダーをふるい入れて切るように混ぜます。
理由: 練るとグルテンが出て、ほろりと崩れなくなります。
生地をひとまとめにしてラップで包み、冷蔵庫で30分休ませます。
理由: バターを締めると、丸めても手の熱でだれません。
10gずつ分けて丸め、天板に間隔をあけて並べます。
理由: 大きさをそろえると、焼き上がりの火の通りがそろいます。
170度に予熱したオーブンで20分焼きます。
理由: 強い焼き色は不要です。底が薄く色づけば十分に火が通っています。
天板のまま10分置いてから網に移し、完全に冷まします。
理由: 焼きたては崩れやすいので、動かさずに落ち着かせます。
完全に冷めてから仕上げの粉糖をまぶします。
理由: 温かいうちにまぶすと溶けて透明になり、白く仕上がりません。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 湿気を吸うため冷蔵は向きません。乾燥剤と一緒に密閉して常温で1週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼く前の丸めた生地を冷凍で3週間。焼くときは凍ったまま25分に延ばします。 |
| 温め直し | 湿気たらトースターで2分温め、冷めてから粉糖をまぶし直してください。 |
アレンジ
- 抹茶小さじ2を薄力粉と一緒にふるうと、和の香りになります。
- 刻んだくるみ30gを混ぜると、食感に変化が出ます。
- アーモンドパウダーをきなこ40gに替えると、素朴な香りに変わります。
バターと粉、砂糖を合わせた焼き菓子です。
講師への質問
- アーモンドパウダーがないときはどうすればいいですか
- 薄力粉を150gに増やして作れます。ただし崩れる軽さは弱まるので、片栗粉を20g混ぜると近づきます。
- 粉糖が手に入らないときはどうすればいいですか
- 生地にはグラニュー糖でも作れます。仕上げは口当たりが変わるので、粉糖を用意する方をおすすめします。
- 焼き上がりの見きわめはどうすればいいですか
- 上面は白いままで構いません。一つ裏返して、底がうっすら色づいていれば焼き上がりです。