スペアリブの煮込み|レシピと作り方のコツ
時間が味方をしてくれる料理です。スペアリブの煮込みは弱火で1時間半かけるほど骨離れがよくなり、翌日には煮汁まで澄んで、家じゅうがいい匂いに包まれます。
先生の一言
- 肉が硬い → 火が強すぎます。表面がふつふつ揺れる程度の弱火に落とし、30分追加します。
- 煮汁が酸っぱい → はちみつを小さじ1ずつ足し、5分煮て角を取ります。
- 煮汁が煮詰まりすぎた → 水を50mlずつ足し、弱火で5分なじませます。
110分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 豚スペアリブ800g常温に20分置き、水気を拭く
- 玉ねぎ1個(200g)くし形切り
- にんじん1本(150g)乱切り
- トマト水煮缶1缶(400g)手で潰す
- 赤ワイン150mlなければ水と酢大さじ1で代用
- 水300ml肉がかぶる量に調整
- しょうゆ大さじ2隠し味
- はちみつ大さじ1仕上げのつや
- にんにく2かけつぶす
- ローリエ1枚香りづけ
- 塩小さじ1半量ずつ使う
- こしょう少々焼く前にふる
- 薄力粉大さじ2肉にまぶす
- オリーブ油大さじ1焼きつけ用
作り方
肉に塩の半量とこしょうをふり、薄力粉を薄くまぶします。
理由: 粉が煮汁に軽いとろみを与え、味が肉にまとわります。
厚手の鍋に油を熱し、強めの中火で全面を7分かけて焼きます。
理由: 焼き色が煮込みの香りの土台になります。
肉を取り出し、玉ねぎとにんにくを中火で5分、しんなりするまで炒めます。
理由: 鍋底の焼きつきをこそげながら炒めるとうまみが移ります。
赤ワインを加えて中火で3分煮立て、アルコールを飛ばします。
理由: しっかり飛ばさないと酸味と苦みが残ります。
肉を戻し、トマト缶、水、にんじん、ローリエを加え、弱火で1時間30分煮ます。
理由: ふたをずらして煮ると、少しずつ煮詰まって味が濃くなります。
しょうゆ、はちみつ、残りの塩を加え、ふたなしの中火で10分煮詰めます。
理由: 最後に詰めると、照りととろみが同時に決まります。
骨の際に竹串を刺し、すっと通れば火を止め、10分置いてから盛ります。
理由: 休ませる間に煮汁が肉へ戻ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵3〜4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 煮汁ごと小分けにして冷凍1か月が目安です。 |
| 温め直し | 鍋で弱火7分。冷蔵で固まった脂は温める前に取り除きます。 |
アレンジ
- じゃがいもを加え、主食を兼ねる一皿にします。
- しょうゆとみりんを増やして和風の煮込みに寄せます。
- パンにのせ、煮汁ごと食べる一皿にします。
豚肉と野菜からたんぱく質と食物繊維を含みます。
講師への質問
- 煮込む鍋がないときはどうすればいいですか
- 厚手のフライパンにふたをして代用できます。水分が減りやすいので、30分ごとに水を50ml足して見ます。
- 赤ワインを使いたくないときはどうすればいいですか
- 水150mlと酢大さじ1、砂糖小さじ1で代えられます。酸味とこくの役割は十分に果たします。
- 前日に作っておくときはどうすればいいですか
- 煮詰める前の状態で止め、冷ましてから冷蔵します。当日に脂を取り、10分煮詰めて仕上げます。