トマト煮込み|レシピと作り方のコツ
トマトの酸味が肉のうま味を引き出し、煮るほどに角が取れていきます。トマト煮込みは鶏もも肉と玉ねぎがあれば作れる、家庭向けの一皿です。焼き色をつけてから煮る手順が、味の土台になります。
先生の一言
- 酸味が強い → 加熱が足りません。ふたを外して5分煮詰め、砂糖を小さじ1/2足してください。
- 肉が固い → 強火で煮立て続けています。弱火に落とし、静かに20分煮てください。
- 水っぽい → 野菜の水分が残っています。ふたを外し、中火で5分ほど飛ばします。
45分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 鶏もも肉500g4cm角に切り、余分な脂を落とす
- 塩小さじ2/3焼く10分前に振る
- こしょう少々
- 薄力粉大さじ1肉に薄くまぶす
- 玉ねぎ1個(200g)1cm幅のくし切り
- にんじん1本(150g)乱切り
- にんにく1かけ包丁の腹でつぶす
- トマト缶(カット)400g汁ごと使う
- 水150ml
- ローリエ1枚
- 砂糖小さじ1酸味を丸くする
- しょうゆ小さじ2仕上げの隠し味
- オリーブ油大さじ1
作り方
鶏肉に塩こしょうを振って10分おき、出た水気を拭いて薄力粉をまぶします。
理由: 水気を拭くと焼き色が均一につき、粉もだまになりません。
フライパンにオリーブ油を熱し、皮目を下にして中火で4分焼きます。
理由: 動かさずに焼くと、香ばしい層ができて味の土台になります。
裏返して2分焼き、いったん取り出します。
理由: ここでは表面だけ。中心へは煮込みで火を通します。
同じ鍋でにんにく、玉ねぎ、にんじんを中火で5分炒めます。
理由: 鍋底に残ったうま味を野菜に移すための工程です。
鶏肉を戻し、トマト缶、水、ローリエ、砂糖を加えて煮立てます。
理由: 煮立ててからアクを取ると、澄んだ味に仕上がります。
ふたを少しずらし、弱火で20分、時々混ぜながら煮込みます。
理由: 弱火を保てば肉が締まらず、やわらかいまま火が通ります。
肉の中心まで白く火が通ったのを確かめ、しょうゆで味を調えます。
理由: しょうゆは最後に。香りが残り、味の輪郭も出ます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵3日が目安です。翌日は味がなじんで深まります。 |
|---|---|
| 冷凍 | 小分けにして冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 鍋で弱火7分、または電子レンジ600Wで4分温めてください。 |
アレンジ
- なすやズッキーニを加えると、夏向きの軽い一皿になります。
- 牛乳を大さじ2落とすと酸味が和らぎ、まろやかになります。
- ゆでたパスタやパンに合わせると、献立の幅が広がります。
鶏肉のたんぱく質と、トマト由来の水分を含みます。
講師への質問
- 鶏肉に火が通ったかはどう確かめればいいですか
- いちばん厚い部分を切り、中心まで白く濁っていれば十分です。赤みや透明な汁が残るなら5分追加してください。
- 生のトマトで作るにはどうすればいいですか
- 完熟トマト500gを湯むきしてざく切りにします。水分が多いので、水は50mlに減らしてください。
- 作り置きするにはどうすればいいですか
- 完全に冷ましてから密閉容器へ。冷蔵3日、冷凍なら3週間が目安です。温め直しは沸騰まで火を入れてください。